初心者がフィリピン留学する前に押さえておくべき8つの教材

フィリピンへの留学が決まった。日程も確定したし、チケットも予約した。でもいったい何を勉強すればいいのかわからない……。そんな人も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、留学前にどんな勉強をしておくといいのか、初心者にターゲットにオススメの教材を紹介したいと思います。

英語学習の原理原則を学ぶ

英語学習というととにかく文法に単語、そして精読…というような学習の順番を辿りがちですが、本当にこれで効果があるのでしょうか? 巷にもそのような学習方法をオススメしているサイトが複数ありますが、それらのサイトを作った方がご自身の英語を晒していることは滅多にありません。果たして、こうした文法を中心とした学習方法は本当に効果があるのでしょうか?

私はこのような学習方法は遠回りな方法だと考えています。そして、これは別に私独自の意見という訳でもなく、世界での外国語習得方法は、文法を中心とした方法から「フォーカス・オン・フォーム」(Focus on Form)と 呼ばれる、会話と文法学習を効果的に繋げたものへとシフトしています。これは、文法を中心とした学習方法では際立った上達がみられないためです。

関連記事:体験型英語学習法【フォーカス・オン・フォーム】を紹介します

1.どうすれば日本人は英語を話せるようになるのか! ?

この「フォーカス・オン・フォーム」という用語こそ出てきませんが、言語を獲得するにはどのように学習を進めていけばいいのか、その原理原則を詳しく解説してくれるのがこちらの1冊です。


この本はハーバード大学の大学院で教育学を修め、日本で英語を教えているアンドリュー・ロビンスさんによって書かれています。まず最初にこちらの1冊に目を通すことをオススメします。

初心者に必要なこと

では次に初心者の定義ですが、この記事では「TOEIC500点以下の人」とします。TOEICの点数が500点以下の人は、中学英語で理解できていない部分が少なからずあるからです。一見遠回りに見えても、中学の復習からやり直すのが結局は一番の近道です。

久しぶりに中学英語をやり直してみると、中学当時にはよくわからなかったことが改めて理解できますし、自分がどこを難しく感じているのかも明らかになります。何事も「何を知らないのか知る」というのが最初の一歩です。

また、上記の本にもありますが、英語学習は「会話から入ること」を強くお勧めします。文法の問題集をガチガチにやりこむところから入った人ほど、会話になると「あ〜う〜」と呟くばかりで言葉が出てきません。「文法をしっかり勉強してから会話をやろう」などと考えず、ごく基本的なことでも、会話からスタートしましょう。相手に話しかけられたら、返事が “Pardon me?” でもいいですから、必ず2秒以内に返事をするように最初から習慣づけましょう。

「中学英語」と聞いて学校の教科書を想像する人が、いるかもしれませんが、私がここでオススメするのは、会話にすぐに直結する参考書などがメインです。

2. 中学レベルの英単語でネイティブとペラペラ話せる本!―CD付き

こちらはタイトル通り、中学英語を活用して話せるキッカケを作るための本です。すぐに使えるフレーズが多数収録されていますので、例文を一つでも多く暗記してきてしまってください。

なお、「『ご機嫌いかがですか?』→ “How are you?”」 などのように、日本語とペアにして覚えないようにしてください。日本語と英語をペアにして覚えると、実際に会話をする際に反応速度が上がりません。英語は英語のまま覚える。これが大原則です。

また、スカイプ英会話などを利用して、覚えたフレーズを片っ端からすぐに使って見ましょう。英語学習は基本的にスポーツと一緒です。実際に使ってナンボです。

3. CD付 ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100 (スティーブ・ソレイシィの英会話シリーズ)

実際は英語を話出してみると、些細なことがとっさに言えず、困ることがかなり頻繁に起きるものです。この1冊には、普段からよく使う一言フレーズをふんだんに盛り込まれています。

4. 中学英単語をひとつひとつわかりやすく

実際に書いたり喋ったりすると、単語が足りないことを実感すると思います。そんな時にオススメなのが、こちらの一冊です。英会話の8割は中学英語で済むと言われています。ここで出てくる単語は全て暗記してしまってください。これだけでも言えることがずいぶん増えます。

5. 中学 英語を もう一度ひとつひとつわかりやすく

しばらく英語を使ってみると、文法のあやふやなところをちゃんと押さえたくなってきます。そこで押させるべきなのがこちらの1冊です。文法解説+ドリル形式で、覚えたことを復習し、しっかり理解しながら学習することができます。

5. グローバル時代を生き抜くためのハーバード式英語学習法

漫然とおしゃべりを繰り返していても、文法のミスはなかなか減りません。なぜかというと、会話というのは流れていってしまうからです。そこで重要になるのが英作文です。こちらは英作文のエッセンスが詰め込まれた一冊です。ぜひ必ず目を通し、5行からでいいですから、英作文にチャレンジしましょう。

洋書にチャレンジしよう!

ここまできたら、いよいよ洋書デビューです。Brighture では、洋書の多読を強く勧めています。なぜなら、さまざまな話題を滑らかに話せるようになるには、語彙や文法だけでなく、大量の周辺知識をそもそも英語で頭に入れておく必要があるからです。こうした積み上げをしていかないと、いつになってもお天気やお買い物の話以上のことを話せるようになりません。ですので必要以上に恐れず、洋書にチャレンジしていくことを強くオススメします。

まず最初の1冊目は、ネイティブの小学校1年生を対象にした本です。

6. Frog and Toad Together

こちらはTOEICが400点未満でもなんとか読めます。日本でも「がまくんとかえるくん」というタイトルで訳本が売られています。

7. Who Was Steve Jobs? (Who Was…?)

こちらはスティーブ・ジョブズの伝記ですが、ネイティブなら小学校1〜2年生程度で読める1冊です。こんなふうに少しずつハードルを上げていくと、英語脳が少しずつ育っていきます。なお、このシリーズは全部で50冊以上販売されておりますので、片っ端から読んでみてください。実際にブライチャーに来た初心者の方で、留学前にこのシリーズをほぼ全て読破してきた方がいます。それだけでも相当しっかりしたベースが出来上がります。ぜひチャレンジしてみてください。

さて以上、フィリピン留学を控えた初心者にオススメする8冊です。リスニング等の教材は、また別の記事で紹介したいと思います。

フィリピンへの留学に興味がある方へ

ブライチャーでは現在、英語学習でお悩みの方を対象に、無料学習相談と体験レッスンを渋谷校にて提供させていただいております。お気軽にぜひご利用ください。

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博 松井
hiroshi.matsui@brighture.jp

著書に『僕がアップルで学んだこと』『企業が「帝国化」するアップル、マクドナルド、エクソン~新しい統治者たちの素顔』などがある。2009年まで米国のアップル本社にシニアマネージャとして勤務。大学や企業での講演も多数。