12 6月 ややこしい英語の同意表現「So do I」「Neither have I」の使い方と例文解説
本記事は202011月23日に公開され、2025年6月12日に内容を更新しました。
英語を学習していると、”So do I” と “Neither do I” といった同意表現の使い分けや、”Neither have I” などのバリエーションの使い方に戸惑うことはありませんか?
この記事では、”so” と ”neither” を使って、相手に「私もそう思う」「私もそう思わない」などと同意する表現を例文付きで解説します。
「too」「neither」「either」の基本的な使い方とニュアンス
最初に、”too” と “neither/either” の使い分けを把握します。なぜなら、”So do I.” とか “So am I.” は、”Me too!”(私もそう)とほぼ同じだからです。同様に、”Neither do I.” と、”Me neither.”(私もそうじゃない)もだいたい同じです。
なお、アメリカでは “Me neither” と “Me either” の両方を頻繁に耳にしますが、特に意味の違いはありません。ただ、文末で使う場合には、”I don’t like sushi either.” のように “either” にするのが正しい使い方です。
さて、まずは “too” ですが、肯定文に同意するときに使います。さっそく例文をいくつか見てみましょう。
I am going to school.(肯定文)
Oh, I am going to school too! (それに対して同意)
He is working at Toshiba.(肯定文)
Oh really? Me too. (それに対して同意)
対する”neither/either”は、否定文に同意するときに使います。
I don’t want to go to work today.(否定文)
Me neither. (それに対して同意)
I didn’t go to college.(否定文)
John didn’t go to college either. (それに対して同意)
“So…”あるいは、”Neither…” は、それぞれ ”too” または “either” と、だいたい同じように使います。(”neither” と “either” の違いについては、また別の記事で詳しく説明します。)

ただややこしいのは、最初の肯定文または否定文の文型によって、 “So / Neither” の間に入る ”do/does/have/has/had/助動詞” の使い分けが必要な点です。そこで次に、この使い分けを解説します。
英語の同意表現は4つ!パターン別に解説
さて、”So/Neither” から始まる同意表明には、次の4パターンがあります。
So / Neither + be動詞 + 主語
So / Neither + do / does / did + 主語
So / Neither+ have / has / had + 主語
So / Neither+ 助動詞 + 主語
順番に例文を見ていきましょう。
「So / Neither + be動詞 + 主語」の同意表現の使い方
おそらく一番よく耳にするパターンです。
例えば誰かが be動詞を使った肯定文で何か発言したとします。
She is late to work.
彼女、遅刻だな。
この場合、返事の主語にあった be動詞を使って答えます。主語が you ならば are ですし、I ならば am です。
So am I.(一人称)
俺もだ。
So are you!(二人称)
お前もな!
So is Amy!(三人称)
エイミーもだよ!
今度は否定文を見てみます。Neither が先頭にきますが、それ以外は変わりません。
Jane is not coming to the party tomorrow. 明日のパーティにはジェインはこないよ。
Neither am I.(一人称)
俺もこない。
Neither are you.(二人称)
お前もだろ。
Neither is John.(三人称)
ジョンも来ないって。
次は過去形の場合を見てみます。
He was late to work this morning.
今朝あいつ、遅刻だったよ。
So was I!(一人称)
俺も!
So were you!(二人称)
お前もな!
私たちもそうだった!
So was she!(三人称単数)
彼女もだ。
Neither の場合も同じです。
She was not here on time.
彼女は時間通りに来ていなかった。
Neither was I.(一人称)
私もだ。
Neither were you!(二人称)
お前もな!
Neither was he!(三人称)
彼も来ていなかった。
「So / Neither + do/does/did + 主語」の同意表現の使い方
それでは次に、一般動詞の場合をみてみましょう。これも同じことで、主語の人称と時制に合わせて、do/does/did を使い分けます。
Jane works for a computer company.
ジェーンはコンピュータの会社で働いています。
So do I! (一人称)
私もですよ!
So do you!(二人称)
あなたもでしょ!
So does John!(三人称)
彼もだよ!
否定文に同意する場合はこんな感じです。
He does not drink coffee.
彼はコーヒーを飲みません。
Neither do I!(一人称)
僕も飲みません。
Neither do you!(二人称)
あなたも飲まないじゃないですか。
Neither does Mary.(三人称)
メアリも飲みませんよ。
同意したい文章が過去形の場合には、単純に did を使えば大丈夫です。
Ian got sick last week.
イアンは先週病気になった。
So did I.
俺もだよ。
So did you.
あなたもだったね。
So did Mary.
メアリもです。
次は、否定文に同意する場合です。
Jennifer did not go to the party.
ジェニファーはパーティーに行きませんでした。
Neither did I.
僕も行かなかった。
Neither did you.
あなたも行かなかったよね。
Neither did Jane.
ジェーンも行きませんでした。
「So / Neither + have/has/had + 主語」の同意表現の使い方
次は、have/has または had を使うパターンです。これは、相槌を打ちたい発言が現在完了か過去完了かによって使い分けます。まずは現在完了形、または現在完了進行形の場合です。
Mom has eaten her lunch already.
お母さんは、もうお昼ごはんを食べてしまいました。
So have I!
私も!
So have you.
あなたもね。
So has Dad!
お父さんもよ。
現在完了進行形の場合も同じです。
I have been living in San Francisco since 1983.
1983年からサンフランシスコに住んでいます。
So have we!
私たちもです!
So has Mary!
メアリもだよ!
過去完了、または過去完了進行形の場合には、hadを使います。
He had finished his homework.
彼は宿題を終えていました。
So had I!
僕もだよ!
So had you!
あなたもでした!
So had Jane.
ジェーンもです。
「So / Neither + 助動詞 + 主語」の同意表現の使い方
最後は助動詞を使うパターンです。どんな助動詞でも使えますが、一番多く耳にするのは、やっぱり can です。
Mary can swim.
メアリは泳げます。
So can I!
私も!
So can you!
あなたもですよね。
Gretchen cannot swim.
グレッチェンは泳げません。
Neither can I.
私もです。
Neither can Mary.
メアリも泳げません。
それから、should も割と耳にします。
I should go home and study.
うちに帰って勉強しなくちゃ。
So should I.
俺もだよ。
A young lady like you should not go out this late in the evening.
あなたのような若い女性は、こんな夜遅くに出かけるべきではありません。
Neither should you!
お前もな!
Neither Should boys.
男の子たちもね。
また、would などもよく耳にします。
If I were John, I would not do that.
もし私がジョンだったら、あんなことはしません。
Neither would I!
俺だってしないよ。
もう1つよく耳にするのは will でしょうか。
I will go back to New York after the summer.
夏が終わったらまたニューヨークに戻ります。
So will I.
俺もだよ。
これ以外の助動詞でももちろん使用可能ですが、会話で頻繁に耳にするのは、この辺りなので、慣れておくと、使い勝手が非常にいいです。
まとめ一覧|英語の同意表現
なんとなくイメージが湧いてきたでしょうか? では最後にまとめです。

新しい文法は何度も使って定着させよう!
これは今回の内容に限りませんが、新しい文法のルールを覚えたら、すぐに実際に使ってみて自分の血肉になるまで練習しましょう。最後に今日紹介した言い換えを使って作文してみます。
Ted: Have you seen John lately?
Janine: No. I haven’t. Have you?
Ted: Neither have I.
Janine: Maybe he’s got a summer job or something.
Ted: Yeah. That’s very likely. Maybe I should start looking for a summer job as well.
Janine: So should I. What kind of job are you going to look for?
Ted: Anything is fine by me.
Janine: Me too.
また、今回の表現は映画やドラマの会話シーンなどにも頻繁に登場しますので、ぜひ、いろいろなドラマを見て、実際の使い方に馴染んでください。アセスメント付き無料体験レッスンで、あなたの英語課題を明確に!
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