24 1月 フィリピンセブ島の治安について。危険はないのかお母さんの視点で解説します。
Brightureの中西です。セブ島で語学学校を運営していると、セブ島の治安に関する相談をよく受けます。
結論からいうと「セブ島は安全とは言い切れない」です。
セブ島にある語学学校やセブ留学を斡旋する代理店の方の中には、「フィリピンのセブ島は観光地としても有名で、治安も良いです。」と自信満々でおっしゃる方もいらっしゃいます。しかし、もう一度言いますが、実際は安全とは言い切れません。詳しい内容は在フィリピン日本国大使館が発表している安全の手引きページをご覧ください。
とは言いつつ、自分の身は自分で守るという意識と、これから説明する内容を守っていただくことができれば危険な目にあうリスクを回避することができます。今回は、安全にセブ留学を行う為のポイントを2つお伝えしたいと思います。なお、わかりやすく説明するために、お母さんが子供に言い聞かせる風に紹介したいと思います。
1、安全対策その1:セブ島では知らない人についていかない。
母親「わかった?絶対知らない人について行ってはいけませんよ!」
子供「うん!お菓子をもらっても?」
母親「当たり前です!お菓子とか楽しいところに連れってあげるとかそういう言葉に騙されてはいけません。」
子供「はーい!」
では、これを”フィリピン留学の視点”で見てみましょう。
セブ島留学中の女性Aさんの場合
女性A「なんかフィリピン人にナンパされた。今度遊びに行こうと思うんだけどどう?」
女性B「知らない人でしょ?しかもフィリピン。危険じゃないの?治安も良くないし。」
女性A「しつこく連絡先聞かれて教えちゃって。今度車で景色の良いところに連れってくれるって言ってたし、まあ食事だけならいいかなって。」
ダメダメ!!
セブ島では知らない人にはついていってはいけないって、言いましたよね?もしあなたが日本にいたら、電話番号を教えたり、知らない人について行ったりしますか?
基本的にはしないと思います。しかし意外にも、フィリピン留学という「気分が高揚している時」に起こりやすいのです。日本でも危険なのに、治安が良いとは言えないセブ島でこんなことをしていたら、危ない目に会うのは当然です。
セブ島留学中の男性Aさんの場合
フィリピン女性A「今何時?あなたどこから来たの?」
日本人男性A「今5時だね。日本人だよ。君はフィリピン人?」
フィリピン女性「うん。あなたは日本人なのね。ちょっと道がわからなくて、このあたり案内してくれない?」
日本人男性A「いいよ。フィリピンに留学が来てて、友達もほしいし!」
フィリピン女性「ありがとう。その後良ければ、ご飯でも……」
ダメダメ!
言いましたよね?知らない人について行ってはいけないと。そしてこの後、あんなことやこんなことで、大変な事になるのは言うまでもありません。英語の勉強ができるからといって、見知らぬフィリピン人についていくのはやめましょう。
セブ島での安全対策の復習
母親「わかった?絶対知らない人について行ってはいけませんよ!」
子供「うん!お菓子をもらっても?」
母親「当たり前です!お菓子とか楽しいところに連れって行ってあげるとかそういう言葉に騙されてはいけません。」
子供「はーい!」
安全対策その2:フィリピンセブ島では夜遅くに出歩いてはいけません。
母親「わかった?夜遅くまで出歩いたらだめですよ!暗くなったらお家に帰るように!」
子供「うん。夜は暗いから危ないもんね」
母親「そうよ!誰かに襲われたり、さらわれたりするからね。いい子ね。」
子供「うん。気をつける」
母親「それからあっちのほうは危ない地域だから特に気をつけてね。」
では、これを”セブ留学の視点”で見てみましょう!
セブ島留学中の大学生の会話:夜遊び編
生徒A「今から夜の街に行こうぜ!」
生徒B「おう!いいね!どこ行く?クラブでも行くかい?」
生徒A「いこいこ!夕食食べてから行こう!21時くらいでいいかな?」
生徒B「OK!クラブ楽しみやわ!」
だめだめ!
言いましたよね?夜遅くに出歩いてはいけないって。そして危ない地域には行ってはいけないって。フィリピン留学の学生がよく夜出かける地域「マンゴスクウェア」。ここはクラブ・ビキニバー(日本で言うキャバクラです)などがある地域です。まだまだセブ島には危ないエリアがあります。
基本的にこういう地域は危険です。母親が言うように、夜遅くに出歩かない!危ない地域には行かない!これを守るように心がけましょう。「慣れた頃が危ない」という言葉がありますが、フィリピン留学ではまさにこれがあてはまります。友達と夜中に外に出かけたり、「深夜まで遊び倒したり」していると、トラブルに遭うリスクが高まります。
繰り返しますが、セブ島は決して治安が良いとは言えません。「治安が良い」と謳っている人に騙されないでください。
1、自分の身は自分で守る
2、当たり前のことは当たり前に守る
この気持ちを忘れずに行動して下さい。
安全なセブ島留学のために。Brightureの治安・安全の考え方とは?
ではBrighture周辺の治安はどのようになっているのでしょうか?Brightureでは、生徒様の安全に配慮した学校運営をしております。
モール内に教室、ロケーションも問題なし。
当校の教室は中型のモール内にあります。このモール内にはスーパーマーケット、ジム、レストランなどがあり、モール入館時には持ち物チェックもされ、警備もしっかりしています。またこのモールがある周辺は他にも語学学校があり、セブ島の中では安全なエリアです。
※もちろん夜遅くの外出は、どの地域でも危険が伴うため控えるようにしてください。
ホテルから教室までも送迎付きで安全
宿泊施設のホテルに関しても、ショッピングモールと同じく24時間セキュリティガードが警備をしています。またホテルスタッフも常駐しています。ちなみにホテルは2015年にオープンした新築ホテルで、快適に生活をしていただけます。
以上のようになっています。非常に残念なことに、最近では生徒を守る立場にある学校・セブ留学のエージェントが深夜遊びを推奨するような行動が目立っています。学校側の立場として、とても残念に思います。
また繰り返しになりますが、セブ島全体の治安は決して良いとは言えません。基本的なことをしっかり守る。これを徹底するようにお願いします。