05 9月 初心者ならではの徹底した発音矯正ーーー フィリピン留学で英語コンプレックスが「英語で仕事をしたい」に変わった山口泰裕さん
英語コンプレックスを払拭したい一心でフィリピン留学を決意した山口さん。留学当初から発音を重点的に強化することを大きな目標にして学習に取り組んでくれました。留学を終え、英語コンプレックスを克服し、新たな目標を手に入れた今の気持ちをうかがいました。
山口泰裕さん /20代 /大学生/9週間
フィリピン留学を決意したきっかけを教えて下さい。
大学の英語の成績がずっと悪くて。周りも帰国子女や英語ができる子ばかりで、コンプレックスを感じていたんです。それを克服したくて、ブライチャーに来ました。
授業以外で英語を使う機会はなかったんですか?
そうですね。できれば英語を使わないで生きていければいいな、とさえ思っていましたから。
実はここに来る直前に、イギリスに留学している友達に会いに行ったんです。友達は英語ペラペラで、僕は一言も喋らなかった。単語を発するのも嫌だったんです。
とにかく英語に対するアレルギーがすごかったんです。「体験レッスン」を受けるのも嫌だったんですよ。先生にどんな反応されるんだろう? 笑われるんじゃないかって。
実際にやってみたら講師の先生がとても優しかったんで、よかったなと今は思っているんですけど。
よほど苦手意識が強いんですね。
大学ではどうにか単位だけは取れているんです。でもずっと下の方の成績で。このまま英語の授業の履修が必要なくなれば、もう今後触れることもない。
でも、英語に対する苦手意識を抱えたまま、一生を過ごすことになるのも嫌だな、と思っていて。
その頃、母の知人が、「いい語学学校があるよ」って紹介してくれました。すぐに話せるようにならなくてもいい。具体的に何ができて何ができていないのか?を明確にすることに意味があるし、ブライチャーはそれをしてくれる学校だと。それで留学を決意しました。
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大切なのは「一発で通じる発音」
一番印象に残っている授業はなんですか?
発音の授業ですね。とにかく発音には力を入れて頑張りました。
AAの先生も、一番伸びたのは発音だと言っていました。
嬉しいです。
最初は先生が発音した音を、そのまま真似ることで精一杯だったんです。でも途中から「American A」とか「Short O」とか、基礎的な英語の母音が聞き分けられるようになってきました。どちらも日本語にはない音なので、その微妙な音の違いをいちいち先生に質問していました。
「多分嫌がられているだろうな」と思いながら、授業を止めて、何回も何回も納得がいくまで練習させてもらいました。
授業中に出てきた単語は全て、細かな違いも正確に発音できるよう心がけていました。だから、授業で出てきた発音はすべて、アクセントから何から覚えています。
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どうしてそんなに発音にこだわりがあったんでしょうか?
大学の授業で中国語を履修していたんですが、その中国語の先生(日本人)が徹底的に発音からやる方だったんです。それが理由かもしれません。
その先生が言うには、例えば中国に旅行に行ったときに、どんなにしゃべるのが遅くてもいいから発音だけはちゃんとやったほうがいいって。
発音が悪いと伝わらないし、いくら文法がわかっていても、伝わらない言葉は意味がないと。それが染み付いているのかもしれないですが、とにかく発音だけはきちんとやろうと。それだけは留学前から決めていました。
独学で身につけた「誤った発音」は修正するのが大変です。
発音は独学のリスクが高いから、お金を出してプロから学ぶべきだと思います。(発音は)難しいので、普通の人は後回しにしてしまう。
「とりあえず発音が間違ってても伝わればいい」とか「単語をとりあえず並べていけば伝わる」っていう考えをする人もいます。でも僕はやるからにはちゃんと通じる英語を身に着けたかったんです。
それから、発音ができればリスニングの力も伸びるかな?っていう気がしていました。音の出し方がわかっていれば、聞く力も必然的についてくる。実際、かなり早いパッセージも理解できるようになってきて、今は日本人の苦手なLとRはっきりと聞き分けられます。
人の喋ってるのはだいたい理解できますか?
先生の英語はもう分かります。でも、授業で使うオーディオ教材が「TED」になって、それはさすがにまだ難しかったです。
ビギナーだからこそ実践できた勉強法
ブライチャーで学ぶにあたって、気をつけていたことはありましたか?
授業で習った英文をそのまま丸暗記していました。
ボキャブラリーを増やそうと日本から単語帳を持ってきていたんですけど、授業で新しく出合う言い回しとかが多すぎて、単語帳を見ている時間がなかったんです。
それに、授業で学んだ表現の方がはるかに「使える」と思ったので、新しい単語や表現は毎日紙にまとめて、次の日までにきっちり覚えて、無理やり使うようにする、というようなことをやっていました。
覚えた表現は、すぐに使う?
はい。間違えてたり注意されたりすると、それはそれで印象に残りますし、ブライチャーの先生は間違いは見逃してくれませんから。とにかく使いまくって覚えました。
こっちに来てからいろんな方と話して知ったんですけど、そこそこ英語ができる人って、先生に間違いを注意されすぎて、かえって喋るのをためらってしまうみたいですね。
でも僕みたいにビギナーの状態で来ると「すべてできない」と思っているので、(間違うことに)なんのためらいもなかったんです。知識もないし、喋れないし、失うものも恐れるものもないからと思って。
AA(※)に聞いたところ、山口さんの上達の秘訣は「素直さ」だと言っていました。
とりあえず先生が言ったことは片っ端から全部試してみようっていうのはありました。
疑問に思ったとしても?
それはすぐに質問して、クリアにしていました。
先生も「わからないことをわからないままにしておかない生徒だ」と言っていました。
質問しないなら、わざわざ習いに来る必要はないと思います。留学と独学との違いは、当たり前ですけど「誰かに聞ける」というところです。直接質問しないともったいない。
一回聞いて分からないなら二回聞く。それでも腑に落ちなかったら次の日にでももう一回聞いてみる、とか。そんな感じで過ごしていました。
(※)AA = Academic Advisor (アカデミック・アドバイザー):生徒一人ひとりにつく担任。全体の学習の進捗状況を把握し、英語学習全般に渡って生徒からの相談に応じる。
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今の目標は英語を使う職業に就くこと
ここで学んだ英語を使ってやりたいことはありますか?
大学ではもう英語の授業を履修する必要はないので、とりあえずはTOEICを受験しようと思っています。TOEICのスコアが目的で留学した訳ではないですけど、できるようになったので。
それからせっかく話せるようになったので、大学を卒業したら英語を使う仕事に就きたいです。それが今一番の目標です。
9週間前には思いもよらなかったようなことですね。
そうですね。
とりあえず、英語に対するコンプレックスをなんとかしたい一心でブライチャーに来ましたから。でも今は、英語を使ってやりたいことができた。来る前には思いもしなかったことです。ブライチャーに留学に来て、本当に良かったと思っています。
ありがとうございました。
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