18 8月 僕がフィリピン留学で、バラク・オバマそっくりの発音を習得できた理由――12週間、毎日2つの発音クラスを受講したMさん
今回は、ブライチャーで徹底的に発音の改善に取り組んだMさんにインタビュー。
1日2つの発音レッスンで、日本人離れした深いトーンとイントネーションを獲得しました。本記事中にではMさんのスピーチ音声を掲載。Mさんの成長の軌跡をご確認ください。
Brightureでなら、ここまで発音を伸ばせるんです。
Mさん /20代 / 12週間
Mさんの経歴と英語学習歴を教えてください。
建設会社で現場監督をしていました。
もともと、中学時代から漠然と海外に興味があり、海外ドラマを英語字幕で観たり、発音を真似したりと英語に触れてきました。
英語でチャットするなど、コミュニケーションも自分のペースで親しんで来たので、英語は結構喋れていたのです。
ところが、仕事ではまったく英語を使わなかった。このままではもったいない、30歳を前に海外に出たいと、離職してブライチャーに来ました。
数ある語学学校の中からブライチャーを選んだ理由を教えてください。
創業者の松井博さんをTwitterでフォローしていたので、Brightureのことは前から知っていました。
ホームページの留学体験談には英語が伸びた根拠がきちんと書いてあり説得力があったし、米アップルで働いていた松井さんが作ったビジネスクラスにも興味があった。
他の学校はほとんど調べなかったです。
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卒業を目前に控え、どのような感想をお持ちですか
ライティングの指導に特に定評があるのは知っていましたが、僕が一番成長を感じたのは、発音でした。
確かにライティングに比べると、発音のレッスンは注目される機会が少ないかもしれません。
でもとても良く見てくれる。僕の弱点は
1.不必要な場所にRの音が入ってしまうこと 2.喉の使い方、舌の位置、唇の形が正確でなく、どっちつかずな音をだしてしまうこと
だったのですが、これって絶対に自分ひとりでは気づけなかった。12週間徹底的に見てもらえたことで、克服できました。
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たとえばどのような音ですか。
MとNや、NとNgなどですね。カタカナだと同じ音でしか表せないような、微妙な音の違いです。
これらの弱点のせいで、留学当初は、とある先生から「顔を見ながら集中して聴かないと、何を言っているのかわからないときがある」とまで言われたこともあります。
いまはどのような状態ですか。
「Phonics and Pronunciation」で正しい舌の位置、唇の形を覚えたので、自分が間違った発音をした際には、先生から指摘される前に気づき、なぜ正しい音が出なかったのかを解説できるまでになりました。
また先日、例の先生から「Business Coaching」の際に「1週目とぜんぜん違う。今は顔を見なくても、スムーズに聞き取れる」と言ってもらえたんです。成長を客観的に感じた瞬間でした。
すごい成長ですね。Mさんは発音強化のために2つの「Phonics and Pronunciaiton」を受講していたそうですね。
フォニックスなど、1つ1つの音に特化する授業と、抑揚やリズムなど全体のバランスに重点を置く2種類の授業を受けていました。
一片の慈悲無し――できるまで終わらない発音レッスン
音に特化した授業では、どのような内容だったのでしょうか。
フォニックスとアメリカンアクセントを一通り勉強したあとは
1.学んだことを意識しながら文章を読み上げ、つまづいたら立ち止まって練習 2.苦戦したら、Google Docs に「要特訓リスト」を作成 3.授業の最後にリストにある文章を集中的に特訓
「特訓リスト」はできない部分を先生が赤字で記入し、できるようになると黒字に変えてくれるんです。
僕の先生は本当に厳しくて、文章を読み上げて、5回連続完璧に発音できるまで許してくれなかった。3回、4回と成功すると、今度は目をつむって、耳だけで僕の発音をチェックするんです。
そして、イマイチだったらまたやり直し。
そのとおりです。心が折れそうでした(笑)
特訓中は、正しい舌、唇の動きを理解するために、鏡を使って自分の口の動きを確認しながら、先生の動きも詳細に見せてもらいました。
地道な作業を3ヶ月繰り返して、舌の位置、唇の形をやっとマスターすることができたんです。
他に興味深い内容はありましたか。
正しく発音できるようになるためには、喉、舌、唇の動きを練習するだけではなくて、きちんと聞き分けられる必要があるとのことで、先生が喋った内容を書き取る練習もしました。
するとやはり、聞き取りが苦手な音は、発音することが難しいことが分かったんです。
Mさんの場合、特にLとRや、MとNですね。
そのとおりです。リスニング力が発音に関係するなんて視点は僕にはなかった。新鮮でした。
「本当に日本人か?」と言われるまでに上達
もう1つの、抑揚やリズムに重点を置く発音の授業ではなにを行っていましたか。
こちらは主に、バラク・オバマなどのスピーチ動画を使って、英語らしいイントネーションを身に付けることに重点を置いていました。
練習したスピーチは「Presentation」で発表。最終的には先生たちから「オバマのイントネーションに凄く近い」とまで言ってもらえるようになりました。嬉しかったですね。
※こちらが、Mさんのスピーチの様子。呼吸から口腔内の使い方まで、みっちり発音を勉強することで、日本人離れした自然なトーンを身に付けました。
ありがとうございました。最後に、発音に悩んでいる読者にメッセージをお願いします。
今回の留学で確信したのは、リーディングやライティングと同じように、発音も量をこなさないとなかなか上達しないということ。
正しい発音を頭で理解する段階と、意識せずにそれを実践できる段階には、とても大きな壁がある。
ブライチャーでは徹底的に浸れる環境があるから、本気で発音に取り組みたいならオススメです。