09 3月 TOEIC満点81回!TOEIC本著者の神崎正哉さん。英語のプロが留学?
「良いですよ、素晴らしい。特に奥が深いライティングは私でもすごく勉強になりました。」
神崎正哉 | 神田外語大学講師・TOEIC本著者 / 1週間 / TOEIC 990点
英語のプロでもブライチャーに留学した理由
私は今、神田外語大学で英語を教えています。TOEICを専門で教えており(総受験回数128回、うち満点81回)、TOEICに関する書籍もいくつか出版しています。
なんでそんな人が留学しに来てるのかと思うかもしれないですが、TOEICってリスニングとリーディングだけじゃないですか。なのでスピーキングとライティングはあまり勉強しないので、ちょっと弱いんです。その部分を鍛えたいと思ったのが、今回ブライチャーへ留学しようと思った理由です。
ブライチャーの授業について
ブライチャーでは1日6コマ受けています。
1時間目:Expression Enhancement
表現を高めるための授業だと思いました。前日に宿題で出されたライティングの課題を先生と一緒に確認して、問題点があればそれを対処していくという流れです。
私の場合はエキストラでライティング用の宿題をだしてくれたので、それをやりました。
2時間目:Listening and Speaking
出された質問について1分30秒で話し、その内容を先生がタイピングしてくれます。それを見ながら『ここがおかしい』とか、ここは『アー』と言い過ぎているとか指摘してくれます。これはいいですよ。
結構細かく見てくれて、喋っていると内容に集中しちゃっているから、おかしいところがいっぱいあるんですね。
3時間目:Social Conversation
この授業は先生同士の会話に割り込む練習でした。これが面白くて、1対1じゃなくて先生2、3人と生徒3人でやるんです。
日本人ってアメリカに行った時とか、パーティーでネイティブ同士で喋っている中へなかなか踏み込めないから、そこに上手く割り込む練習でした。
4時間目:Phonics & Pronunciation
これはエクササイズみたいな感じでしたね。さすがに問題なかったです。
5時間目:Writing Reviews
毎日ライティングの宿題が出て、その宿題をもとに授業を進めていました。ライティングってやっぱり大変というか、いい加減にやろうと思ったら日本語でもいい加減に書くこともできますよね。
上はキリがないじゃないですか。リーディングやリスニングだったら、読んで終わり、聞いて終わりですけど、そうじゃない。
私の場合もなかなかこういう機会がないとライティングしないので、それがすごく良かったなと思いました。
6時間目:Remedial Class
その日一日やった授業で、問題があった部分を強化する授業でした。私の場合は来月にTOEFL IBTを受験する予定なので、そのためのスピーキングの練習をさせてもらいました。実際の試験のように私が話し、それを先生に添削してもらう、というスタイルです。
英語のプロ講師から見たブライチャーの評価・口コミ
ブライチャー、良いですよ。素晴らしい。星5つです。
文章を書く宿題がが毎日たくさんありますよね。ライティングって大変だけど、こういうのがないと人間なかなか書かないですから、背中を押されました。
あと学校自体の良さとして、先生もみんな良い人だし、学生も協力してやっているので、雰囲気が良いですね。
日本で英語を学ぶこととの違いとは?
やっぱり日本で受ける英語の授業とは全然違いますね。マンツーマンレッスンなので、インディビジュアル・アテンション(個人個人への配慮)があります。そこは凄く価値があると思いました。日本の英語の授業の場合は、20人とかを一気に教えるので。
ライティングとスピーキングってTOEICだとあまり伸びないんですよね。なのでそういう面はフィリピン留学に来て伸ばすのはすごい良いと思いました。大学生なら長期休暇の時に1ヶ月来れば十分延びると思いますよ。
TOEICの専門家ですけど、たとえTOEICで満点を取れても話すことが出来ない人もいますから、そういった意味でブライチャーに留学するのは非常に価値のあることだと思いました。