グループでの会話にスムーズに溶け込むのは上級者にとってさえ難しいことです。ネイティブ同士の会話ですからゆっくり話す人なんていませんし、スラングだって全開です。早口の人もいれば、声が大きい人も、小さい人もいます。また、話題もどんどんと移り変わっていきます。今ファッションの話をしていたかと思えば次はスポーツ、かと思うと突然政治の話。言うことを考えている間に話題が移り変わってしまい、発言のタイミングをずっとのがし続けてしまいがちです。
Social Conversation
ブライチャーでの取り組み
ブライチャーでは、ポイントをうまくつかんで会話を楽しめるよう、会話のためのクラスを用意しました。会話に抵抗感なく割り込み、流れを自分で作り出す訓練をする、生徒２名、講師２名でのグループレッスンです。
グループでの会話に入り込み、そして楽しむには、「会話に反応する」「声を発する」「質問する」「わからないことは聞く」「自分から話題を振る」の５つのポイントがあります。
なかなか簡単にはできるようになりませんが、自分がどのくらい割り込めないか強く実感するだけでも、次へのステップアップへの重要なキッカケとなります。また、この５つのポイントのうち、今自分がどこでつまずいているのかが可視化されることで、努力のポイントがはっきりと見えてきます。
会話の流れに乗るスキルは、外国人相手にビジネスをしていく上で欠かせないスキルですから、ここだけ取り出して何度も練習し、苦手意識を払拭していきます。
