フィリピン留学での会話練習は、マンツーマン形式が一般的です。この形式には良い点と悪い点があります。良い点としては、複数人クラスに比べて話す時間を多く取れ、恥をかいたりすることを気にせず、安心して喋ることができる点です。また先生がレベルに合わせてゆっくりと話したり、やさしい表現を使って話すことができるのも良い点でしょう。一方悪い点としては緊張感がなくなる点、リスニングがあまり磨かれない点があります。なぜなら講師とのマンツーマンであるがゆえに、生徒のレベルに際限なく合わせてくれるからです。
Group Listening and Speaking
グループレッスンなのにマンツーマンのクラス
ブライチャーではこの弱点を解消すべく、「マンツーマン形式のグループレッスン」の会話クラスを創り上げました。このクラスは講師２名、生徒２名の４人一組で行います。
授業の流れ
まずは講師とペアになり、与えられたテーマについてお互いに質問をし、意見や体験などを交換します。この部分はいわゆるマンツーマン形式ですが、３分間の時間制限があります。そのため、のんびりだらだらと会話を続けるわけにはいきません。講師の質問にテキパキと答え、また、講師に質問する時には講師から受けた質問を参考にしつつ、素早く質問をしていく必要があります。
次に、講師から聞き出したことを全員の前で一人ずつ発表し、発表内容についての質疑応答を行います。みんなの前で発表しなければなりませんから、先生から聞いた話を「わかったフリ」をして誤魔化すことはできません。緊張感を持ち会話をすることで、おのずとリスニング、スピーキングの両方が強化されます。
合間にレクチャー
発表が終わったところで、より適した言い回しや、使い勝手のいい表現方法などを講師がレクチャーします。その後は再び、別のテーマで会話行います。こうしてリスニング力とスピーキング力を同時に伸ばし、なおかつ新しい言い回しも獲得していく新しいタイプの授業、それがGroup Listening and Speaking です。
