フィリピン留学で集中的に「通じる発音」を身につけよう!

海外出張先やホームスティ先などで、発音がどうしても通じずにくじけてしまったことはありませんか? 僕自身、アメリカに住み始めた頃は何度も体験しました。

よく「カタカナ発音で大丈夫!」なんて言う人がいますが、ハッキリ言って大ウソです。米国では外国人が極端に多い観光地、あるいはシリコンバレーやニューヨークなどではあまり感じませんが、外国人に慣れてない地域に出張などで行くと、悲しくなるほど発音が通じないものです。

実際のところ、発音があまりに悪いのは相手側にかなり迷惑ですし、自分自身も損をします。道も聞けませんし、食べたいものも注文できません。また、発音があまりに悪いと、まるで家畜でも見るような目で見られることさえあるのが現実です。

また、発音が悪いままシャドーイングなどを続けると、間違った発音がさらに強化されて身についてしまうのです。そして一度強固に身についてしまったものを取り去るのは容易ではありません。

私は2週間前ほどに別の媒体で『「英語が使える」 ってどういうこと?」と題した記事を書いたのですが、その記事でもこの発音の重要性について説いたところ、たくさんのリプライをいただきました。どれも、実際に発音で苦労した方々のレスポンスですから、実感がこもっています。


いかがでしょうか?

そう。発音はカタカナ発音ではダメなのです。また、変な巻き舌の「英語ふう」な発音もダメです。あれは日本人には英語っぽく聞こえるかもしれませんが、まだカタカナ英語の方がマシなくらいひどい発音です。英語っぽい発音ではなく、英語の発音をぜひ身につけましょう。

発音が身につくことのメリット

ではここで、正しい発音を身につけるメリットについて考えてみます。実は得られるメリットは、多岐に渡ります。いくつかあげて見ましょう。

1)話すのが楽になる

まず当たり前ですが、外国人と話すのが確実に楽になります。英語を喋るときには適切な単語の選択や文法など、考えなければならないことがたくさんありますが、発音についての迷いが減るだけで、話すのがずいぶん楽になります。何と言ってもこれが発音向上の最大のメリットです。

2)電話が楽になる

会社などで海外などの取引先と電話会議をしなければならない方も多いと思いますが、電話会議はゼスチャーや表情が使えないため、難易度が高いものです。しかし正しい発音が身につくと、電話会議の難易度が一気にグッと下がります。

3)リスニングが向上する

自分が発音できるようになると、確実に聞き取れるようになります。これは発音を学んだ方々が、一様に指摘する発音向上のメリットです。歌の歌詞などもはっきりと聞き取れるようになります。

4)英語で音声入力できるようになる

昨今ではスマートフォンやパソコンに音声入力するのが普通になってきましたが、正しい発音が身についていると、英語でも日本語でも同じくらいの精度で音声入力することが可能になります。

5)読むのが楽に、そして速くなる

また、にわかには信じ難いかもしれませんが、読むスピードさえも向上します。これは、頭の中で正しい音に置き換えて読めることが関連しているようです。

6)シャドーイングなどによる学習効果が高まる

最初から正しい発音が身につけば、シャドーイングなどの練習による成果もさらに高まります。上でも述べたとおり、誤った発音で練習を繰り返すと、悪い癖が強化されてしまうことが多いのですが、正しい発音を身につけてからこういった学習を繰り返すと、よりナチュラルな発話が可能になります。

目指すべき発音

それではどんな発音を身につけるべきなのでしょうか? ネイティブ同様の発音でしょうか? いえ、僕たちが目指すべきなのは、決してネイティブ同様の発音ではなく、「聞き手が一発で理解できる発音」です。ネイティブ同様の発音は、子供の頃から英語圏に住まない限り、身につけることはほぼ不可能ですが、「聞き手が1発で理解できる発音」は、大人になってからでも学習によって身につけることが十二分に可能です。

フィリピン留学でBrightureを選ぶからこそ学べること

ブライチャーではこの「聞き手が1発で理解できる発音」が身につくよう、懇切丁寧に指導しています。まず最初に母音をみっちりと指導。なぜなら、日本語と英語でもっとも異なるのは母音の発音だからです。日本語には母音の音が5つしかありませんが、英語にはなんと23もの音があるのです。

日本語の母音: /a/, /i/, /ɯ/, /e/, /o/

英語の母音: /æ/, /e/, /ɪ/, /ɑ/, /ʌ/, /o/, /ʊ/, /ə/, /aː/, /iː/, /ɔː/, /uː/, /ɑɪ/, /oʊ/, /aʊ/, /ɔɪ/, /eɪ/, /ɝ/, /ɚ/, /ɑɚ/, /ɔɚ/, /ɛɚ/, /ɪɚ/, /ʊr/

そして次に子音の特訓です。仕上げは、リンキングやリダクションをしっかりと学ぶことで、滑らかに発音できるようになるまでミッチリとやり込みます。また同時並行して発音とスペルの関係、フォニックスを学ぶことにより、初見の単語でも正確に発音したり、初めて聞いた単語からスペルを類推できるようにしていきます。これが身につくと、書くのさえ速くなります。

こちらは58歳の受講生の方が1週間だけブライチャーに来たときのレッスンの一部を録画させて頂いたものです。彼は50歳を過ぎてから英語学習を再開しました。わずか1週間でも、正しい母音の音がしっかりと身についているのが伺えます。


ご覧の通り、たとえ60歳近くになっていても、発音は訓練次第で十分に習得可能です。そして英語学習の早い時期に、発音をしっかりと身についておくと、後々の学習のスピードにも大きな影響を及ぼします。

博 松井
hiroshi.matsui@brighture.jp

著書に『僕がアップルで学んだこと』『企業が「帝国化」するアップル、マクドナルド、エクソン~新しい統治者たちの素顔』などがある。2009年まで米国のアップル本社にシニアマネージャとして勤務。大学や企業での講演も多数。