TOEIC500点からのスタート。10週間の留学後、仕事のフィールドは国内から海外へーー公認会計士、遠藤淳さん

遠藤淳さん | 30代 /公認会計士 / 留学期間 : 2015年10月〜 8週間, 2016年7月 2週間

今回のインタビューは公認会計士の遠藤淳さん。銀行勤務を経て、公認会計士の資格を取り、会計事務所へ入所した後、働きながら一橋大学大学院でMBAを取得。輝かしい経歴ながら、英語は苦手で会計事務所入所時の英語力はTOEICでわずか250点でした。しかし最近では「英語ができなければ仕事がない」というほどに状況が変化し、一念発起して会計事務所を退職、ブライチャーへ留学しました。初心者クラスからスタートした遠藤さんですが、2度のブライチャー留学(8週間 / 2週間)を終えたあと、元の上司から英語力を評価されて以前の職場へ復帰。昇格も果たし、念願の海外担当として英語力を活かした仕事をしています。

英語ができなければ仕事がない

留学体験談|公認会計士の遠藤さん インタビュー1|フィリピン留学・セブ留学でビジネス英語を学ぶなら語学学校ブライチャー

遠藤さんの現在のお仕事と、英語の使用頻度について教えて下さい。

日本企業の会計監査を担当しています。本社に連結される海外子会社などの状況把握も、重要な業務です。そのため海外の監査チームと直接コミュニケーションすることも多く、電話会議やメールなど英語は日常的に使っています。また、最近では、直接海外の支店や子会社に監査に行くことも増えました。

なぜ留学することに決めたのか教えてもらますか。

最近では会計士も英語スキルが必須になってきたんです。基本的にクライアントは日本の上場企業ですが、海外に事業展開しているところが多く、会計監査でも英語が必要です。

どの業界でもそうだと思いますが、5年前までは英語はブラスαのスキルだったものが、今ではできなければ仕事がない、という状況にまで変化しています。私は英語が本当に苦手だったのですが、公認会計士として今後も生きていくためには避けて通れないと、本腰を入れて勉強するため、会計事務所を辞めて留学しました。

仕事をしている時よりも、価値のある時間にしたかった

なぜ留学先をフィリピン・セブ島にしたのでしょうか?

はじめはアメリカやカナダなどを検討していました。しかし、友人の紹介でセブの留学エージェントの方と話す機会があり、同じ期間でより深く英語に浸ることができるフィリピン・セブ島での留学に興味を持ちました。

留学エージェントからは他にどんな学校の紹介があったのですか?

ブライチャーの他にもう1校紹介してもらいました。社会人限定で、英語の勉強だけでなく、アクティビティーや生徒同士の交流も重視する学校でした。決まったカリキュラムはなく、生徒の希望にあわせて、授業をオーダーメイドできるとのことでした。

一方ブライチャーは、200校近くセブにある学校の中で、唯一本当のビジネス英語を学べると聞きました。ビジネスコースがあるところは多いですが、実際にアメリカでのビジネス経験がある人がやっている学校はほかにはないので、とても興味を持ちましたね。ただ、授業はハードだし、宿題も多く、かなり厳しい学校と聞いていました。

それで、厳しい方を選んだんですね(笑)。

遊びや出会いが欲しかったのではなく、本気で英語を学びたかったですし、エージェントの方にも「君にはブライチャーが合っているよ」と、勧めて頂きました(笑)。

カリキュラムの点ではどう思いましたか?

初心者だと、何をどう勉強するべきかが分からないので、オーダーメイドと言われても困ってしまうなと。考え尽くされたカリキュラムがある方が良いと思いました。それにアップルにいた松井さんが作ったという点も、ビジネスで英語を使いたい私にとっては、非常に魅力的に感じました。仕事を辞めてまでする留学だから、何の成果もなく日本に帰ることだけは絶対に嫌だったんです。多少の負荷をかけなければ意味がありません。それに人生の貴重な時間を費やすので、仕事をしている時よりも価値のある時間にしたかったんです。

留学スタート時はどのくらい英語ができたんでしょうか?

もともと英語はまったくできませんでした。単語も知らないし、文法もわからない、冠詞も全然なんだかわからない状況でした。今の会計事務所に入所した2008年はTOEICで250点でした(笑)。その後は「DUO3.0」などの単語帳、TOEICの公式問題集で勉強をしていました。ブライチャーへの留学前はTOEIC500点で、初心者クラスからのスタートになりました。

仕事で使う英語が体に染み付いた感じ

留学体験談|公認会計士の遠藤さん プレゼンテーション|フィリピン留学・セブ留学でビジネス英語を学ぶなら語学学校ブライチャー

今実際に仕事で英語を使うようになって、ブライチャーでの授業が生かされていることはありますか?

すべての授業が仕事に活きています。毎日大量に出されるリーディング課題のおかげで、英文の資料や報告書を読むのがスムーズになりましたし、正しい文章を書くレッスンは、そのまま海外とのメールに応用しています。

ほかにはEveryday Speechというグループクラス。このクラスでは、イディオムやフレーサルバーブという『前置詞+動詞』の組み合わせ、冠詞や時制についてアクティビティを通して学びました。仕事していると、海外の方は難しい単語ではなく、このフレーサルバーブを本当に上手に、そしてよく使うんです。アクティビティで自然と体に染み付いているので、とても役立っていますね。

発音のクラスも力をいれて頑張ってましたよね。

発音のクラスは1番楽しかったです。すごく厳格に指導してくれるので、自分の発音が上達していくのが実感できました。それに単語の発音方法だけでなく、リズムやイントネーションなど、英語ならではの話し方を教えて頂いたのは目から鱗で、とても実践的だったのだと、今になって思います。欧米に留学していたのでは?とネイティブの方から聞かれることがよくあるんですよ。

最後の2週間はビジネスコーチングも受けてらっしゃいましたが、それはどうでしたか?

会計士は相手に物事を正確に伝えなくてはなりませんが、海外の相手に伝わりやすい話し方、接し方を学んだことが、役立っています。外国人の上司、部下とどうコミュニケーションしたら良いのかがわかりました。このビジネスコーチングクラスを教えられるのは、実際にアメリカでビジネスをしていた松井さんならではでしょうね。セブ島の学校はもちろん、ほかでは絶対受けることができない授業の一つだと思います。

英語力と挑戦が評価され、留学後は元の会社に昇格復帰

留学体験談|公認会計士の遠藤さん インタビュー2|フィリピン留学・セブ留学でビジネス英語を学ぶなら語学学校ブライチャー

ブライチャーを卒業された後は、どのように勉強を続けていますか?

なるべく英語に触れるようにしています。英語はエクササイズのようなもので、毎日続けていくことが大切です。そのせいか、特にTOEIC対策はしていなかったのですが、卒業して半年後には800点を超えていました。今所属している事業部では、900点以上が求められているので、早く達成したいですね。

ブライチャーを卒業してから、また元の会社に再就職されたんですよね。

はい。卒業後はアメリカに渡って起業しようと、いろいろな人に会ったり、話を聞いたりしていました。しかし、それには圧倒的に経験と人脈が足りないと痛感しましたね。そんなときに以前の会計事務所の上司から、また一緒に働かないかとお話を頂き、戻る決意をしました。

退職して再就職という流れなのに、以前より昇格していると聞きました。

そうなんです。語学力のみならず、退職してまで留学したというチャレンジ精神や、会計事務所では経験できないことを学んできた、という点を評価してくれて、昇格復帰となりました。さらには英語を本気で勉強したことで、以前からの希望だった海外担当にもなれました。

自分で想像できることは、必ずできるようになる

留学体験談|公認会計士の遠藤さん インタビュー3|フィリピン留学・セブ留学でビジネス英語を学ぶなら語学学校ブライチャー

退職、留学そして再就職、以前と変わったことはありますか?

いろいろなことが変わりましたね。英語ができると言われている人が、実はそれほどスピーキング力があるわけではないとわかったり(笑)。 何より英語力を手に入れたことで、自分の選択肢が広がりました。初心者としてスタートした自分の英語力が、8週間の留学後、仕事としてきちんと通用していることも、驚くべきことだと思ってます。

私は自分で想像できる範囲のことは、必ずできるようになると思っているんです。言い換えれば、想像できた時点でほぼそれは達成できている。よく、「自分にはまだ無理だけど、目標のレベルになったらチャレンジしてみよう」という人がいますが、そう思っているうちは一生目標のレベルに届かないんですよ。当然、チャレンジすることもない。多少厳しくても、背伸びしてやってみればいい。必ずできます。はじめは難しくても、そのうちに自分が追いついていくんですよね。私の次の目標はニューヨークかロンドンへの駐在です。周りのみんなにも宣言しています。

30代半ばで会社を辞めての留学は、留学後の転職などを考えると簡単に決断できない人もいると思います。最後にそういった方へメッセージをお願いします。

今の時代、転職はそんなに難しいことでありません。正しい方向に努力をきちんとすれば、必ず評価されるはずです。ですが、とりあえず会社が嫌だから辞めて留学、という気持ちで行動するのは良くないと思いますよ。英語はあくまでも手段なので、英語を使って何をしたいかをしっかりとイメージしたうえで、留学するべきです。そうすることで、確実に自分のバリューやフィールドが広がります。