英語を使って仕事をしたいという目標を叶えた。「英語は海外に行かずとも身につけられます」

米国留学経験をもつMさんは、日系企業を経て現在、外資系企業で働きつつ、大学院でMBAの勉強をしています。Brighture は発音矯正が「面白そう」と思って始めましたが、いつの間にか英語には不自由がなくなり、10年前に立てた「英語を使って仕事をする」目標を叶えました。外資系企業ではまだまだ英語ができることの価値が高く、「英語ができるだけで声がかかりやすくなる」といいます。実感している変化や感想、目的意識やレッスンの活用方法を伺いました。

Mさん/30代/男性/社会人

なぜ英語を勉強しようと思ったのでしょうか。

高校時代までは英語が苦手でした。しかし大学に行こうと思って受験勉強を始めたところ面白くなって、それがスタートです。

大学在学中に休学し、アメリカに2年間、留学しました。渡米時は、多少読み書きできるくらい。外国人と話したことがない状況でした。 しかし、米国から帰国したときには、だいぶ自信がついて、大学卒業時には平均的な日本人よりは英語ができるようになっていました。TOEICを受けて870点くらいです。

しかし当時は例えば、リスニングはある程度わかるけれど、「言われたことを正確に聞きとれない」という場面がしょっちゅうありました。

その後は日本に帰られたのですか。

その後、新卒で日本企業に入り、インド企業の日本進出をサポートするチームで働きました。日常的に英語を使う環境で、インド人特有のアクセントに苦戦しただけでなく、新卒1年目で業務にもキャッチアップしないといけなかったので、かなり忙しく働いていました。

その後異動となり、英語を使わない部署になりました。それでも勉強したいモチベーションはあって、時々オンライン英会話をやっていました。英語を使う機会を創出していた感じです。

そんな頃にブライチャーの記事を見て、「発音からアプローチするやり方」に興味を持ちました。それまで発音は勉強したことがなく、見よう見まねでしゃべっていました。面白そうだなと。

ブライチャーの最初の印象を教えてください。

最初はカウンセリング(Counseling Service)でした。「英文を読んでくれ」と言われて、発音の指摘を受けたのです。そのとき「あれ、ここが指摘されるのか」と意外でした。例えば、「Start」という単語に関して、「R にもいろいろある」と言われて、「細かすぎでしょ」と感じつつも「そうか」と。

これは、受けたほうがいいだろうと思いました。そこで、PP(Phonics and Pronunciation)をオンラインで取りました。

受けてみて、どうでしたか。

レッスンでは、一つ一つの音を学んでいったのですが、ほぼ知らない知識ばかりでした。確かにアメリカ留学時に「TがDになる」などのルールはわかっていて、講師からも「他の人より割とできるね」と褒められたのだけれど、それはそれとして、課題が色々あったんですね。

特に苦労したのが World の「L」の発音。S と TH とか。早口になると曖昧になったり、油断すると「今違ったね」と言われます。

リスニングは積み重ねでできるように。課題は自分から話す訓練

その後は他のクラスも受けられたのですか。

正直、発音ばかりやってきて飽きてきたので、講師に、別のクラスを受けてみたいけどおすすめある?と聞いたところ、SF(Speech Fluency)を薦められました。

ここでも、例えば、「単語を並べるときに、最後の単語以外は語尾をあげる」とか、知らないことがあった。ちゃんと法則があるんだな、と、使うことにしました。

当時の課題はなんでしたか?

 

リスニングは既にある程度できたので、仕事で主張したり、提案したりする力を磨きたかったのです。そこで、スピーキングにフォーカスした、LS(Listening and Speaking)だったり SC(Social Conversation)とか、自分が会話を開始する訓練をしました。

聞き取りに不自由しなくなったのはブライチャーを受け始めてちょっと経ってからです。結果が出たのは、それまでの積み重ねだと思うのですが、Netflix で海外のコンテンツを視聴する際、いつもは日本語字幕で観ていたのですが、あるとき気まぐれで英語字幕に切り替えたところ、意外とすんなり理解できていることに気づきました。発音のクラスで音の出し方を学んだ影響だと思います。

LS や SC について教えてください。

LS はいいクラスだと思います。文法を指摘する先生もいれば、ストラクチャーや言い回しをざっくり指摘する先生もいてさまざまです。

SC は、最初は自分から会話をリードするのが難しくて、ポーズの時間が長かったり。もうちょっと頑張らないと、とフィードバックをもらいました。 何回か受けるうちに、講師と顔見知りになって、徐々に話題が広がりやすくなったと思いますが、今はまだ上司と1対1のシチュエーションが多いので、その効果は実感できていません。このクラスは三人で、価格も他のクラスの2倍しますので、課題意識を持って受けると役立つと思います。

「フィリピンの英会話のサービスってちょっと質落ちるんでしょ」という人がいますが、全然違う

他の学校などを併用していますか?

始めてからは、ブライチャーだけです。「フィリピンの英会話のサービスってちょっと質が落ちるでしょ」という人がいますが、全然違うと思います。

ブライチャーの先生方は総じてプロフェッショナルです。新しい先生にお願いすることもありますが、だからといってクラスの質が低いと思ったことはないです。アクセントも、ネイティブと違いがわからないくらい綺麗です。

今、英語を学ぶという目的であればもはや海外に行く必要はないかなと思ってます。英語の文章はインターネット上に読みきれないほど落ちていますし、Youtube や Netflix でリスニングも鍛えられる。話す練習をしたければブライチャーなどオンライン英会話のサービスも充実してます。

ブライチャーは他の競合サービスと比較しても高いレベルを目指す人向けだと思います。価格もその分高いですけれど、それに見合った価値を提供されていると思います。

先生はどうやって選んでいますか?

基本的には空いてる先生を選びます。何人か受けて、この人の教え方が好きだな、という人をピックアップしてました。

発音では、真似しやすい同性の先生を選ぶことが多いです。リスニング、スピーキングだと話題が豊富な方ですね。僕としては文法を逐一指摘してくる先生よりは、ざっくり説明してあとはあえて考えさせるようなスタイルのほうが合っていると思います。

予習、復習について教えてください。

基本的に予習がないクラスを選んで、50分一本勝負でやっています。復習は特にしていないのですが、習った発音などは日常生活などで意識して使うようにしています。とはいえ復習はちゃんとやったほうがいいなとは感じてます。

普段、多読・多聴はしていますか?

普段から仕事で英語を使うので、別に時間を取って英語の学習に充てることはしていません。ただ、ブライチャーで学んだ発音などは、特に仕事に役立っていると感じます。

あとは Netflix で好きなものを見るくらいです。ドキュメンタリーやリアリティショーをよく見ますが、スラングがバンバン飛び交うので面白い。

英語ができるだけで声がかかりやすくなるので、得してるなと思う

今後の目標などはありますか。

普段の仕事では、もはや英語に困らなくなりました。10年くらい前に立てた英語を使ってお金を稼ぎたいという目標を叶えてしまったのです。

目標達成によって変わったことはありますか?

英語に関していうともっとうまくなりたいという欲はあるんですが、現状あまり不自由していないので、次の目標が立てづらくなりました。

今はビジネスパーソンとして、より市場価値の高い人になりたいと思っているので、そういう意味でいうと、英語は自分の中である程度合格ラインに達してしまっている感じです。なので今はビジネスの勉強をしようと思い、MBAを受講中です。

ブライチャーに改善してほしい点はありますか?

今は50分1コマのみですが、短いクラスが欲しいと思っています。50分ではなく25分で受けられると受講しやすいかなと思います。L と R だけ20分とか。母音の20分1本勝負とか。

上達する感覚はありましたか?

やっている時には自覚できませんでしたが、10年前、新卒のときに使っていた頃とはだいぶ違うと思います。

外資系の企業に転職して、上司も外国人で、日常的に英語を使う環境にいますが、理論を会得したので、自信持って話せ、聞き返されることが減りました。完璧ではないけれど、発音は受けてよかったと思います。

ブライチャーを他人におすすめしますか。

おすすめするかどうかは、その人によりますね。前述のように、競合サービスより高価格なので、「ちょっと英語に憧れて海外に行って困らないようにしたい」といったカジュアル層、ライト層の方には荷が重いと思います。

一方で、外資系に所属しているけど本社のエグゼクティブとのコミュニケーションに不安を抱えていたり、今後外資のようなグローバルな環境を目指す方であれば、ブライチャーはベストフィットだと思います。迷っている人は、まずカウンセリングを受けてみては?と思います。

ありがとうございました。