31 1月 英語学習を何年やっても伸びない理由と脱却する方法
「勉強してもなかなか英語が伸びない」「文法も覚えたし単語も知ってるのに、何年も伸び悩んでいる」と感じたことはありませんか?
このような「停滞期」は誰でも一度は通る道ですが、その原因は勉強方法に問題があることが多いです。また、学習の方法だけでなく、どのように学んでいるかも大きな要因になります。
英語が伸びない原因とは?
文法や単語に固執しすぎる
単語を覚えることや、文法の習得は重要ですが、それだけでは英語を実際に使えるようにはなりません。言葉は文章の中で使われて初めて意味を持つので、文脈の中で覚えることが大切です。
また、ひたすら参考書で文法学習をしていても、実際の会話で使えなければ意味がありません。基礎を固めたら、実践練習を繰り返すことが重要です。
自然な英語表現やスピードに慣れていない
教科書や参考書の文章は、整えられすぎていることが多く、実際の会話とは異なります。また、音声教材も雑音がなく、はっきり発音されたものがほとんどです。
しかし、アメリカの児童が読む本を開くと、参考書では見ない表現や単語が溢れています。また、英語話者の話す英語は、単語がつながったり、音が脱落したりするのが普通です。
これに慣れていないと、リーディングやリスニングが難しく感じられることがあります。実際に使われる英語に触れることが、英語力向上のカギになります。
日本語を介して考えている
「日本語を英語に訳す」というプロセスでは、自然な英語が出てきません。これが、英語を書いたり話したりするときに、言葉が詰まる大きな原因です。
ついてしまった翻訳癖を抜くことは大変ですが、英語で考える訓練をすることで、スムーズな会話が可能になります。
停滞期を抜け出すための学習方法
時間制限付きスピーチ練習
基礎英語を習得したあとは、実践練習を繰り返すことが一番です。
- テーマを決める(例:最近読んだ本とその感想)
- 話すポイントを1分間でまとめる(覚えた英単語やフレーズを最低1つ入れる)
- 1分間話す(スマホの録音アプリなどで録音する)
スピーチのテーマ決めや、スピーチに含める英単語は ChatGPTなどのAI に出してもらうのも有効です。また、録音した音声をAIに添削してもらうことで、自分では気づけなかった改善点を発見できます。
添削したあとは、スムーズに話せるまで何度も繰り返し練習します。最後は、メモを見ずに感情を込めてスラスラ話せるまで繰り返します。
多読多聴に取り組む
「go on a diet」「get into trouble」のような表現を、文脈と組み合わせて覚えることで、実際に使う時に体にしみつきます。それには、多読多聴が最適です。多読多聴とは、たくさん読んで、たくさん聴くことです。
多読のための洋書は、Kindle で手軽に手にいれることができます。または、図書館を活用するのもいいです。多聴のための音源は、ポッドキャストに多数ある番組から、興味のあるものを探すことができます。
英語で考える訓練をする
日常的に英語で日記やメモを書くことで、英語で考える習慣を身につけること ができます。最初のうちは日本語の直訳になりがちですが、書くことを繰り返すうちに、徐々に英語の自然な語順や表現が身についてきます。
また、ライティングは時間をかけて考えられるため、文法や表現の改善もしやすくなるメリットがあります。
Brighture でできること
英語学習は一人で取り組むことが多く、「本当に上達しているのか分からない」「モチベーションが続かない」 という悩みを抱える人も多いです。
ですので、そういうふうに感じたらぜひ、Brighture のオンラインレッスンも活用してみてください。講師とのちょっとした会話が、気分転換になります。レッスンで新しく覚えた単語やフレーズを使えると、モチベーションアップにも繋がります。また、一人では気づけなかった課題に、気づくきっかけにもなります。
自習学習とオンラインレッスンをうまく併用して、英語力をさらにあげていきましょう!