27 9月 ある日突然、英語の館内放送の意味がわかった！ーーーフィリピン留学が５０過ぎて初めての単身生活だった英語ビギナーのY.Hさん
長年に渡り英語コンプレックスを抱え続けてきたY.Hさん。ご親戚の方の話を聞いて一念発起。英語は超がつくほどの初心者、初めての一人暮らし、苦手なパソコン。普通の人なら躊躇してしまいそうな環境に果敢に飛び込んでフィリピン留学をエンジョイしてくれたY.Hさん。その秘訣は何だったのか？ お話を伺いました。
Y.Hさん /50代 /看護師/12週間
まずは１２週間お疲れさまでした。
本当に疲れました。辛いとは聞いていましたけど、こんなにとは思ってもいませんでした。
Brightureのことはどんなふうにしてお知りになられたんですか？
姪の紹介です。去年のちょうど今くらいの時期にBrghtureでお世話になっていました。彼女から「50代の女性もいたよ」って話を聞いたんです。そしたらだんだん「自分にもできるかも」と思うようになって、留学を決意しました。
でも彼女は「(Brightureは)本当に大変だよ」って。一日12時間勉強しないといけないとかいろいろ言われたんですけど、留学してちゃんと英語を勉強したいっていう衝動には勝てなくて。
来てみたら本当に彼女の言うとおり大変で、最初の2−3週間は帰りたかったです。
英語を学びたいと思うようになったきっかけを教えていただいてもいいですか？
都内のクリニックで15年間看護師をしているんですけど、最近外国人の患者さんが本当に多いんです。
でも先生と受付のスタッフは英語ができるので、看護師の私には絶対必要って言うわけでもない。
難しいことは全部周りが代わりにコミュニケーションを取ってくれるし、私は簡単な英単語をいくつか並べて患者さんと話せればいい。でも、英語が話せる人と一緒に仕事しながら「私もあんなふうに話せるようになれればいいな」っていうのはずっと思っていました。そういう環境にいたら、英語のことは嫌でも意識してしまいますよね。
それから海外旅行が好きで、お友達とよく行くんですけど、英語が全く話せないから、ちゃんと楽しめているかって言われるとそうでもない。「ちょっとくらいはできるでんしょう？」って思われるのかもしれないですけど、謙遜じゃなくてまったくだめなんです。
どれくらいできなかったんですか？
三単現のSも、現在完了も、なんにもわからなかったです。ボキャブラリーも全然なくて。文章なんてとてもじゃないけど作れないし、知ってる単語を適当に並べてどうにか自分の言いたいことを伝えようとしていました。あとはジェスチャー。
Brightureには「エバリュエーション」があって、発音、ライティング、リスニング、それぞれの授業を１５段階で評価してくれるでしょう。私、最初のエバリュエーションがほとんどオール「１」だったんですよ。もう情けなくって。
その辺り、Brightureの講師は容赦しませんからね。
英語ができないのは自分が一番良くわかっているから仕方ないんですけどね。
それに変に高い点数つけられたら、かえって怪しんでしまいますよ。だから留学期間が長くなっていくに連れてだんだんエバリュエーションの点数が上がっていったのは嬉しかったです。まだまだビギナーの域は出ないですけど、ちゃんと客観的に評価してくれてるっていうのがわかってるから。先生の評価は素直に聞くことができますね。
担当のAA(Academic Adviser)は、もうIntermediate（中級）と言っていいとおっしゃっていましたよ。
いや、それはないと思いますけど。でも確かに発音の評価は「８」まで上がりました。７〜１１までが中級ですから、嬉しいですね。
それに発音が良くなったせいで、リスニング力が上がったと思います。
宿泊先のホテルは、よく英語の館内放送が流れるんですよ。もちろん最初は全然わからなかったから聞いていませんでした。でもある日、ふと「あれ？ 私いまの放送の意味わかった！」っていう瞬間が訪れて。あれはちょっとびっくりしました。自分でも気が付かないうちに英語が上達していたんですね。嬉しかったです。
できなのは英語だけじゃなかった
実はここに来る前に不安なことが英語以外にもあったんです。それが「パソコンができない」っていうこと。インターネットにどうやって繋ぐかもわからないし。
Brightureの授業って、全部パソコンを使って進めていくじゃないですか。Google Docsっていうのを使って、ドキュメントをシェアして。でも最初はそんなこと聞いてもちんぷんかんぷんでしたよ。日本語で聞いたって理解できないもの、英語で説明されたってわかるわけない。
最初の頃は、日本人スタッフに毎朝インターネットの接続方法を聞きに来られてましたね。
それが本当に嫌な顔ひとつせずに毎朝同じ質問に答えてくれるんで、日本人スタッフの皆さんには本当に感謝してます。
ありがとうございます。パソコン以外に気になっていたことはありましたか？
私、今まで生きてきて「一人暮らし」ってしたことなかったんですよ。結婚するまでも、結婚してからもずっと家族と一緒で。だから不安で仕方なかったです。
しかも初めての一人生活がフィリピンでしょう。家族からは「大丈夫なの？」って何度も言われました。「辛くなったらすぐ帰ってくるんだよ」って。
だからBrightureの宿泊先が東横インだったっていうのは大きな決め手になりました。宿泊先が日本のクオリティなら、初めての海外単身生活もなんとかなるんじゃないかな？って思いました。
実際に３ヶ月間滞在してみて、併設されている「J Centre Mall」の便利さとあわせて本当に素晴らしい環境だと思いました。ここじゃないと、３ヶ月間頑張れなかったと思います。
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オーダーメイドの英語学習
印象に残っている授業を教えてもらってもいいですか？
RC(Remedical Class)という授業で、先生に患者さん役をやってもらってひたすらロール・プレイをしていました。
留学して２−３週間経って少し慣れてきた時に、AAに「医療現場で使える単語や表現を教えてほしい」ってリクエストしたんです。
それでも細かいニュアンスが伝わっている自信がなかったので、日本人スタッフに間に入ってもらって、具体的な状況設定について、リクエストをしました。
私、凄くラッキーだったんですけど、担当の先生の一人が、前職が看護師の男性だったんです。その先生から実際の医療英語を実践的に教えてもらえたのは感激でした。その医療用語や表現は全部細かくメモして持っています。これは私の宝物みたいなものです。
先生もその授業を楽しんでくれていたみたいです。Brightureのすべての授業に満足してるんですけど、RCは本当にためになりました。
RCでは、プレゼンテーションの準備もされていましたね？
新入生と卒業生はプレゼンテーションが必須でしょう？ 私、こっちに来て美味しいお店にいくつか連れて行ってもらってるうちに、そんなお店の情報を、プレゼンで生徒さんみんなにシェアしたいなって思うようになったんです。
でも、プレゼン用の原稿を作る過程でどうしてもお店の人に直接インタビューする必要があって。自信がなかったから、AAにお店まで一緒について来てほしいってお願いしたんです。そしたら快く引き受けてくれて。そんなこと、他の学校でしてくれますか？
AA以外の私の担当の先生も、細かいところに至るまで本当に丁寧に指導してくださいました。私がなにか言おうとしたときは、どれだけ時間がかかっても、どれだけ拙い英語でも最後まできちんと耳を傾けてくれて。きっとイライラさせてただろうなと思います。でも本当に辛抱強く接してくれました。
先生たちはもちろん、マネージメント・スタッフ、そして生徒さんみんなに優しくしてもらって本当に感謝しています。セブに来て「人間ってこんなに暖かいんだ」って知ることができたのも、留学の大きな成果だって思っています。
日本に帰っても英語は絶対続けていきたい
帰国後も継続して学習できそうですか？
もちろんです！
担当してくれた先生たちも、卒業が近づいてくるにつれて顔を見るたびに「せっかく喋れるようになったんだから、日本に帰ってからもちゃんと勉強を続けるように」って言ってくるんですよ。「どうやって勉強するつもりだ」って。
どんなふうに続けていかれるんですか？
実はBrightureに留学に来る前に、日本でアメリカ人が経営してる小さな英会話サークルみたいなところに行ってたんです。グループレッスンなんですけど、もちろん私は一言も話せなくてずっと聞き役でした。
でも次に行くときは、せっかく身についてきた英語のリスニング力を落とさないようにするために、ネイティブのナマの英語を使って練習しようっていう気持ちです。そこに行く明確な目的ができました。
それからBrightureのオンライン・バージョンの「MyBrighture」ですね。セブで出会って、初心者の私に一生懸命英語を教えてくれた恩人の先生とまたお話できるっていうのも楽しみです。ここで受けた授業のクオリティをそのまま日本で経験できますし、AAのKentにも会えるし。
最後に、今留学を考えておられる方にメッセージはありますか？
もし少しでも悩んでいるんだったら、とりあえず来てみればいい、そう言いたいです。ここに来るまでは、「私みたいな英語ビギナーのおばさんが行ったところでどうにもならない」ってずっと思ってました。
でも今は、そんなの大間違いだったって思っています。こんなに暖かい人達と、ここまで真剣に英語を教えてくれる先生たちに囲まれて、毎日勉強は大変だったけど本当に充実してたし、楽しかった。機会があれば、また絶対来たいです！
ありがとうございました。
