05 3月 【フィリピン/セブ留学】トラブルを防ぐために大切なたった2つのこと
フィリピン留学業界で様々なトラブルが発生しているという話をよく耳にします。
ここ最近よく耳にするのが、学校と生徒とのトラブルです。今回は皆さんのフィリピン留学が素晴らしいものになるために、トラブル事例をご紹介しながら、これらを防ぐたった2つの方法をお伝えしたいと思います。
トラブル事例1. 学校の住所、会社の住所が存在しないケース
皆さんはフィリピン留学をする際ために語学学校を探すときは、学校のwebサイトをチェックされると思います。そのときに、学校の住所や会社の住所を確認してみてください。信じられないかもしれませんが、住所が全く記載されていないウェブサイトがよくあります。実在する学校だとは思いますが、記載されていないのでは確認のしようがありません。
私が当時留学していた時も、学校に入金したのに全く音沙汰がないので、住所を探してみたら会社が見つからなかったという体験をした生徒がいました。不審に思ったその生徒は、何度もメールを送って入学をキャンセルし、なんとか振り込んだお金は返してもらえたようです。
トラブル事例2. 学校を辞めても返金されないケース
フィリピン留学中にお金のことで学校側とトラブルになったという話もよく聞きます。代表的なのが返金規定です。返金規定に沿えば、返金をしなければいけない状況にもかかわらず、学校側が強気に出て返金をしないと言い張るのです。学校側の一方的な言い分を受け入れ、返金を諦めてしまう人も多いようです。
トラブル事例3. 学校側の態度でトラブルが起きるケース
こちらもとても考えにくいことですが、生徒からのクレームに真摯に対応しないという学校もあります。学校側のスタッフの対応があまりにも悪く、改善を促したのにも関わらず、学校側は一切対応しないという状況です。学校がクレームを無視しているのか、もしくは対応できる体制がないのかは不明ですが、これでは勉強に集中できません。
トラブルを防ぐ・解決するための簡単な2つの方法
では、いよいよこれらのトラブルを回避するためのたった2つの方法をお伝えします。
①取得が必要な免許を取得してるか確認
フィリピンで学校を運営する際は、必ずTESDAと呼ばれる許可書が必要です。この許可書がない学校は、そもそも学校ではありません。たまにTESDAを取得していることを、あたかも政府機関に認められた素晴らしい学校である証明かのようにアピールしている広告を見かけますが、これはただの誇大広告です。免許の確認ができない学校は論外ですので、絶対に行かないでください。無許可の学校に万が一通ってしまうと、学校側だけではなく、最悪の場合はあなた自身がフィリピン政府に捕まることも考えられます。学校側に免許を取得しているか?かつ有効期限内かどうかをしっかり確認しましょう。
②日本法人・フィリピン法人の住所を確認
基本的にどの学校もフィリピン法人と日本法人(日本人経営の場合)を持っています。学校の住所と日本法人の住所が2つとも存在するかどうか?これを必ずチェックしてください。もし何かトラブル(返金でもめた。学校側に何かひどいことをされた等)があれば、日本法人側を訴えることが可能です。返金をしないと言い張っていた学校が、日本法人を訴えると言った瞬間に、手の平を返して全額返金したという話も実際にあります。
以上が、トラブルに巻き込まれないために行うべき2つのポイントです。これだけでトラブルに巻き込まれる可能性がかなり低くなります。万が一、学校側の対応が問題でトラブルが起きても、日本法人を突き止めておけば、何かしらの法的処置が可能です。
素晴らしい留学生活を
高いお金と貴重な時間を使って英語学習をしに来たのに、トラブルが原因で留学生活を有意義に過ごせなかったという方が増えています。
これは絶対におかしいことだと私は思います。学校選びを間違えなければトラブルは防げます。一人でも多くの方に素晴らしい留学生活を送ってもらえるように、このようなトラブルの現状や解決策を記事にしてお伝えしたかったのです。