IT エンジニアとして海外プロジェクトに参加したい。12週間の留学を終えたケンスケさん

ケンスケさん | 30代 / ITエンジニア / 12週間

今回ケンスケさんがフィリピン留学を思い至った理由を教えて下さい。

職業はITエンジニアで、最近は主に企業サイトやキャンペーン施作でのシステム構築やスマートフォン向けのアプリを作っていました。エンジニアはコードをきちんと書く能力だけではなく、英語のスキルも求められます。例えば、書類を英語で読む機会はとても多いです。新しい技術を勉強するのも、英語のほうが情報が圧倒的に豊富です。

また世界的な有名なプログラマーが来日した際に、イベントや勉強会が企画されたりするんですが、英語ができなかったので、通訳の方がいない場合はその人に直接質問したり、話しかけたりできませんでした。

こういった苦い経験もあり、前々から英語を勉強する必要性は感じていました。私自身エンジニアとしてもっと成長していくためにも、そろそろ英語に本腰を入れて取り組んでいく必要があると決意し、3ヶ月間留学しようと決めました。

それでは今回フィリピン留学、そしてブライチャーを留学先に選んだ理由は?

将来は海外で働いてみたいという願望がぼんやりあって、中でも北米やヨーロッパではなくて、東南アジアかな、と考えていました。東南アジアではフィリピンが一番英語教育に関しては有名で、発音も綺麗だと調べて分かったことと、値段が北米留学と比べると安かったのが魅力でしたね。その結果、まずフィリピンで英語を勉強することを決めました。

ブライチャーを選んだ理由は、CakesというWEBマガジンで、松井さんの連載を読んでいたことがきっかけです。ブライチャーの成り立ちが詳しく書かれていて、ここなら真面目に勉強できそうだなと感じました。あとは松井さんもプログラマーだったこともあって、個人的に共感する部分も大きかったです。

「好きだった英語が、高校で嫌いになってしまった」

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それでは、英語は今までご自身で勉強してこられたんですか?

いえ、実際に英語の勉強を再開したのは、Brightureの事前カウンセリング後に学習課題をもらってからですね。それまでは英語の勉強は全然やっていませんでした。

中学校時代、英語の成績は良かったんです。先生と気があったのもあって、一生懸命勉強していました。ただ、成績によってクラス分けがされる高校に入って、たまたま英語の授業で上級クラスに振り分けられてから、授業についていけなくなってしまって、結局英語も嫌いになってしまいました。詰め込み式の授業も好きではありませんでした。

ケンスケさんの留学前の英語力について、もう少し具体的に伺ってもいいですか?

そうですね、スピーキングに関してお話すると、セブに着いて、空港からホテルまでタクシーで向かったんですけど、タクシー運転手とは会話が成立しませんでした(笑)。とりあえず知っている単語を羅列するってレベルでした。ライティング経験もほとんどありませんでした。高校の授業でたまに書く英作文でも、文法が合ってるかどうか分からないまま、ただただ書いてる感じでした。

「書けば書くほど、文法への理解が深まっていった」

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今回3ヶ月のフィリピン留学を終えて、ご自身の英語力に変化を感じることは出来ましたか?

はい、毎日すごい量のライティングの宿題が出されたんですけど、書けば書くほど自分が使える表現が増えていきましたね。実際に最初の作文と今のを比べると、成長の度合いがはっきり確認できます。

ライティングの質が向上しただけじゃなくて、英語を書くことに対して緊張しないというか、自然に書くことが出来るようにもなりました。前はFacebookに英語で何か書き込むのも、本当にこれで合ってるのか?って1時間くらい悩んでいたんですけどね(笑)。

また、実際に書くことで文法力も伸びたと思います。まずとにかく書いて、そのあと講師に赤入れをしてもらうことで、自分が文法のどの部分を理解できていないのかが可視化されましたし、講師とその部分について深く掘り下げて話をすることが出来ました。だから授業中は、どんどん自分の課題が見えてきて、次々質問が湧いてきました。講師もとことん付き合ってくれたので、毎回「授業時間が足りない!」みたいな感じでした(笑)。

なるほど、ではブライチャーの講師のレベルはどのように感じましたか?

すごく高かったと思います。Youtubeで他のフィリピンの語学学校の動画を見ることが出来るんですけど、やっぱり訛ってる人も多少いるんだなという印象でした。でも、ブライチャーの講師の発音はとても綺麗でした。それに、頭が良いというか、教養がすごくあるなと感じましたね。ある講師と政治の話をしたんですけど、見識の深さに驚きました。それで、じゃあ、このことに関しては日本はどうなのって逆に聞かれてしまって、答えに困ってしまうこともありました。とにかく、本当に知識欲があって、教えることにも情熱を持っている人たちなんだなと思いました。

「見えてきた次への課題」

今回3ヶ月の留学を終えたわけですが、来月またブライチャーに戻られるそうですね。

そうです。もうすこしブライチャーで英語の勉強をしたいなって思うようになって。ただ日本でやらなくてはいけないことが少々あるので、それを処理してまだブライチャーに戻ってくるっていう感じです。次は5週間ですね。

次回ブライチャーに戻ってきた時には、何を達成したいですか?

スピーキングですね。今ではタクシー運転手との会話を単語の羅列で乗り切らざるを得なかった状態から、簡単な日常会話なら出来るようにはなりました。でも、もう少し込み入った内容が出来るようになりたいと今は思っています。次回はそこにもフォーカスして勉強していこうと思っています。

ありがとうございました。それでは最後に、フィリピン留学を考えている人たちにメッセージをお願いします。

僕の今回の留学で唯一後悔していることは、宿題をこなすことで手一杯になってしまって、復習の時間をあまり持てなかったことです。タイムマネジメンをきちんと出来ていれば、宿題以外のことも時間が割けて、授業をさらに有効的に使えたんじゃないかと思います。だから次回はもっと貪欲に勉強していきたいです。みなさんも本気で成長したいなら、授業で浮き彫りになった弱点をきちんと自分自身で補強しながら、授業に取り組んでいく姿勢が大事だと思います。

「今回のフィリピン留学で、海外への興味が一層強くなりました」

3ヶ月のフィリピン留学を終えて、さらなる高みを目指すことを決めたケンスケさん。次の5週間で、またどれだけ英語を伸ばせるのでしょうか。スタッフ一同楽しみにしています!