1週間のオンライン留学後の学習で、TOEICが415点から700点に!

福岡工業大学のプログラムでブライチャーのオンライン留学に1週間参加した濵田晃伸さん。それまでは留学経験はおろか、外国人と話したこともほとんどなく、英語学習と言えば学校教育のみだったそうです。留学中に得た気づきを元に集中的に学ぶことで、TOEICの点数を一気に300点ほど伸ばしました。

濵田晃伸さん /20代/大学生

普段は何をされていますか。またなぜ英語を学習し始めたのでしょうか。

福岡工業大学の社会環境学部で学んでいます。これからはグローバル社会で英語が必要になりますし、英語の方が情報量が多く、知っておくと役に立つと考えました。それに日本人以外の人とも友達になりたい、どこでも活躍できる人材になりたいと思い、英語を勉強することにしました。

英語の学習歴を教えてください。

海外へ行ったことも、留学経験もありません。大学受験で、主に文法と単語、長文を読む練習をしました。大学1年の夏に受けたTOEICは415点。2月から外国の人と話す機会を作りたいなと、フィリピンのオンライン英会話をはじめたところでした。

ブライチャーのプログラムに参加したのはなぜですか?

本当は、2月に初級者向けの別の学校に行く予定でした。大学には長期休暇でフィリピンの英語学校にいくプログラムがあり、ブライチャーは、上級者向けという位置づけでした。

僕は別の学校で学んだ後、1年後はブライチャーに行きたいなと考えていましたが、それがコロナで中止になってしまったのです。

そしたら、大学の先生方が、ブライチャーのオンライン留学があるので参加しませんか? と5日間のプログラムを紹介してくれました。

大学で「上級者向け」とされていることで不安はなかったですか。

先生や先輩から、「ブライチャーは先生が明るくて指導が丁寧」って聞いてたので、心配はありませんでした。

プログラム参加にあたって、事前準備はされましたか。

自分なりに、2日に1回、英語の作文を書いて、大学のネイティブの先生にチェックしてもらったり、TOEICの問題を解いたり、リスニングをしたりしていました。

どんなコースにしたのですか。

僕が参加したのは1週間、1日5コマのコースです。受講していたのは、ライティングのRW(Reading&Writing)、リスニング・スピーキングのLS1(Listening&Speaking1)、会話の中で文法チェックをするDC(Daily Conversation)、発音矯正のPP(Phonics & Pronunciation)、弱点補強のRC(Remedial Class)でした。

事前に講師とカウンセリングがあり、英語力をチェックしてもらいました。そして「5日で少しでも上達できるようにしたい」という目的でカリキュラムを組みました。

ブライチャーのオンライン授業を受けてみた最初の印象を教えてください。

1日目が終わったあとは「おわーっ」て感じで脱力しました。

まずリスニングができず、先生の言ってること理解できませんでした。文字を読めば理解できるので、先生に書いてもらったり、何度もゆっくり言ってもらったりしていました。自分はまだまだだな、と痛感しました。

印象に残った授業はありますか。

会話の中で文法をチェックするレッスン(Daily Conversation)で細かいところまで丁寧に教えてくれたことです。「a」や「an」が抜けているとか教えてくれて、「おお、すごいためになるな」と思いました。中学・高校と習ってきて、今までなかった感じです。

もう一つがライティングの授業でした。毎日、ニュースを要約する宿題がでたのですが、僕の実力だと1時間から1時間半くらいかかりました。やりごたえがありました。

そこでも先生が表現方法だったり構成の仕方まで教えてくれましたが、初めて知ることばかりでした。

2日目からはどんな風に学習されましたか。

最終日まで、「あーやっぱり自分はまだまだだ」って感じが5日間続きました。リスニングの力が足りなくて、授業ではニュースや会話などを聞き取るレッスンをしたのですが、辛かったです。学校ではリスニング学習がなかったのです。

受けている当時は、自分の実力がないと痛感し、日に日にメンタルがやられる感じでした。しかしその気持ちが、5日終わってからの成長につながった気がします。

プログラムが終わって学習意欲に火がついた

5日のプログラムを終えてどうでしたか。

先生からも、やはりリスニングの弱さを指摘されました。また文法の間違いとか、簡単なミスを減らすように、と言われました。

リスニングができなければ、貴重なレッスンの意味も半減します。次の受講機会までには聞き取れるようにしたいと強く思い、勉強量を増やすことに決めたのです。

どんなふうに学習されたのですか。

ブライチャーが終わって学習意欲に火がつきました。VOA(Voice of Americaという米国のラジオ)を聞いて、シャドイングしたりディクテーションしたり、音読したりし始めました。

音読では、ブライチャーの発音矯正で細かく教えてもらったことを意識しています。悪い発音をすると癖がつく、というのを教えてもらったのはよかったです。

ほかに、英語の文章を読んだり、2日に1回 英作文・英語の日記を大学の先生に添削してもらったり、ほぼ毎日オンラインレッスンを受けたりしています。さらに今年の3月から週に1回1時間、大学のネイティブの先生とオンライン上で会話の練習をしています。そして会話では、ブライチャー で教わった「the」「a」の使い分けを意識したりとかしています。

効果は出ましたか?

8月にまたTOEICを受けたら、700点でした。ちょうど、英語を集中的に学び始めて半年くらいです。全然信じられなくて、手が震えました。自分が一番びっくりしましたが、学校職員の方も喜んでいました。実は僕の大学には、以前ももう一人、ブライチャーでのコースを受けた人で300点伸びたケースがありました。

しかしここで満足したら力が落ちると思って、今はさらに少し勉強量増やしてます。

自分でも読む力とか単語とかひっくるめてどんどん実力が上がってきて、効果が出ている実感があります。過去の自分と比較して、「あのときより聞き取れてるなぁ」と思います。うれしかったけど、まだまだだな、って感じですが。

ブライチャーと他の英語学習の違いはありますか?

ほかのオンラインレッスンを受けているときも、「聞き取れないな」とは思ったのですが、ブライチャーほどの危機感は感じなかったです。レッスンが25分しかなく、量が少ないし、話す機会を作るには良いですが、細かいところの指摘が少なく「間違ってるなー」とあまり感じなかった。ブライチャーでは50分、みっちりと細かいところもしっかり教えてくれ、間違いに気づけます。

またブライチャーの学習に戻りたいですか?

大学の長期休暇に学校が手配してくれますので、そのときぜひもう一度受けたいと思っています。以前よりレッスンもスムーズになり伸びるかな、って感じがあります。ぜひ以前のクラスと同じ授業をやりたいですね。そして将来の目標は英語を話してる自分になりたいです。

ブライチャーの先生は初心者には厳しいという声もあります。

怖いとか厳しいとか、僕の場合は感じなかったです。僕にとっては、先生は最高でした。厳しいのは自分のためで、逆に指摘されると成長につながるのが嬉しいです。 先生たちは話しやすい雰囲気作ってくれ、わからなければ、ゆっくり丁寧に言ってれる。

僕はサッカーやってて負けず嫌いなので、「できなかった」って経験をそのままにしておくのが嫌です。そのおかげで結構いい感じで伸びてる。

これから受ける方にアドバイスはありますか?

まずは、リスニングを高めて講義に臨むと良いと思います。それから毎日やるってことです。英語力は急に伸びる実感はないですが、昔の自分と比べたらおお、徐々に徐々に伸びてる、って感じになると思います

ありがとうございました。


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