3回目のセブ留学。最後の学校に選んだのはブライチャー。

川島 奈緒子さん | 30代 / 会社員 / 1週間

フィリピン留学するまでの経緯

大学を出てからずっと広告業界で働いていましたが、日々の仕事も忙しく、気がつけはアラフォーになってました。 そんなある日、幼稚園の頃に『大人になったらアメリカでバリバリ働いて、ハーフの子供と大きな家に住んでいる』と未来をイメージしていたことを思い出しました。ヤバい。もう大人なのに何ひとつ、というか英語すら全くしゃべれない。現実とのギャップに愕然とし、留学をしなければ思うようになりました。 幸か不幸かまだ結婚もしていないので、時間を自分のためだけに使うことができます。一念発起して退職し、留学することにしました。 もともとはセブとアメリカの2カ国留学を予定してセブに来ましたが、居心地が良すぎでセブにばかり来ています。

「2回のフィリピン留学を経験し、これ以上学ぶものはないと感じた。でも・・・」

フィリピン留学はBrighture(ブライチャー)で3回目なのですが、実は2回目のセブ留学を終えた時に、“「もうこれ以上フィリピン留学を続けても変わらない」”と感じて、他の道を検討していました。そんな中、Brighture(ブライチャー)という学校を知り、ここでならもう一度セブで勉強してみたいと思い、最後のセブ留学をすることを決意しました。

フィリピン留学をやめようと思った理由は3つあります。

・なんとなく話せている気にはなるし、英語を話す怖さはなくなったものの、単に英語に慣れているだけでレベルアップしている気がしなかったこと。

・明確なカリキュラムがない学校が多いので、この勉強を続けていて良いのかと、留学迷子になっている気がしたこと。

・先生たちのエスパー並みの理解力により、単語だけでも話が進んでしまったり、意味は通じても、そもそもそれが英語として合っているのか全く分からない。

そう思っていた時にサイトにある松井さんのインタビュー動画で、まさに私が不満に思っていたこと指摘し、その悩みを解決してくれる語学学校だとおっしゃっていたのを拝見し、行ってみたい!と思い、再度、Brighture(ブライチャー)でフィリピン留学を行うことに決めました。

Brighture (ブライチャー)は全てが新しい

今までの学校とも、おそらく今あるすべてのフィリピンの学校と、授業の内容、進め方、やり方、フィリピン講師たちのレベルの高さまで、全部が新しく、おもしろくて仕方がありませんでした。また、今まで話していた言い回しなど、意味は理解できるが、文法が違っている、不自然な表現、また、間違った文章の書き方(そもそも教わったこともない)というのを毎授業指摘され、「I did not know that!!」というセリフの連発でした。

Brighture(ブライチャー)のクラスについて

IT機器の活用

Googleドキュメントを使っての授業はとても新鮮でした。文字で履歴が残るので、何がダメだったのかが分かりやすいし、復習もしやすかったです。新たに調べた英単語や表現はハイライトにしておいて後ですぐわかるようにしたり、一つの英単語や表現から派生したものは、そこからメモを引っ張れるようにしたり、ノートだと見にくくなってしまいがちなことも、綺麗にレイアウトされるので見ていて気持ちがよかったです。あとは授業がスムーズに進むのも良かったですね。

リーディングはPDFだと単語をすぐ調べられて便利でした。ただ、ここで勉強する以上はPCが必須だと私は思いましたが、あまりそういったアナウンスが事前になく、一応PCとタブレットを持っていたという感じだったので、必須ですといってくれた方がよかったです。

※現在は、入学の前のアナウンスを徹底しております。また、PCやタブレットは必須ではなく、両方をお持ちでない方でも授業が受けられるようになっております。

Brighture(ブライチャー)の先生の質の高さ

『マンツーマンレッスン』ということで満足してしまい、一番大切な『先生の質』の確認が、学校選びのフローから抜けてしまっている人が多いのではないかと思います。学校によってフィリピン講師のレベルは本当に様々です。おなじセフィリピン留学している友人から『先生がrentとborrowの違いを分かってくれない』という謎の悩みを聞くこともあるし、私自身、文法の説明が間違っていると毎時間口論になったりしました。(私レベルに指摘されるのはあまりにも低レベルです。)さらには、信じられないかもしれませんが、昨日あった話や、恋愛の悩み、仕事の愚痴を延々と喋り続ける人。しどろもどろながらこっちが一生懸命に喋っているのに、明らかに退屈そうに髪の毛をいじったり、上の空だったり、寝てる人。なんて人も結構います。(もはや先生ではないと思うのであえて「人」って言います。)

こんな人とたとえ2人っきりで何時間過ごしても、せいぜい相槌がうまくなるくらいなんです。初めに行った学校もすごくレベルが高かったと思います。いい先生がほとんどでした。でも惜しいのが、allではなくてalmostなんですよね。almostでも十分奇跡的な学校だと思ってますが、Brightureは『all』なんです。フィリピン人講師のレベルが、全員、しかも非常に高いというのが本当に驚きでした。あとはよくいるキャピキャピした先生でなく、落ち着いてる先生ばかりなのが私には嬉しいです。

Brighture(ブライチャー)作文クラス(Writing Review)

「英語の本を読むのがいい」というのは、色々な人から聞いていましたが、なかなか自主的にやることができていませんでした。ですが、この授業では強制的に読むことになるので、いい勉強になりました。分からない単語がたくさん出てくるのでその都度調べるのですが、同じ単語を10回以上調べてしまうと悲しくなってきて、後悔と共に自然に語彙が増えていくのを感じました。英語圏の人も単語帳ではなく、きっとこうやって語彙を増やすんだろうなと勝手に納得しています。

自分の意見を表現するクラス(Expression Enhancement)

与えられたテーマにそってひたすら文章を書いていくクラスです。この宿題というか予習がとても大変でしたが、これがまた目から鱗のクラスでした。そもそもタイトルの書き方からカンマの使い方など、知らないことがたくさんあり、「えーー!?そうだったのか!」ということの連続でした。また、文法はもちろん、適切な語順、流れにあった表現方法などなど、自分の文章をベースに教えてくれるのがとても分かりやすく、この授業を繰り返していくことで、「意図が通じればOK!」的なレベルから脱却できると思いました。

Brighture(ブライチャー)のListening and Speaking

このクラスがまた画期的というか、これこれ!!これをやってほしかったんだよ!!と一番驚いたクラスです。多くのスピーキングのクラスでは、ひたすら会話して、なんとなく通じてるっぽいし、ていうか察してくれてるし、なんなら単語だけでで会話終わってるし。というのがほとんどだったのですが、Brightureでそんなことは許されず、センテンスで話さないと話が終わらせてもらえず、「うーーー。」とか、「あーーー。」と言ったフィラーと呼ばれる部分から、「??」と首をかしげたあたりまで先生がどんどんタイプしていきます。一通り会話が終わったところで、文法、表現などを一緒にチェックしていくのですが、会話が可視化されることで、自分の喋っていた内容がいかに適当だったのかと、フィラーが多すぎることを目の当たりにし、ブロークンでもサバイバルでもない正しい英語を習得できると確信しました。

Brighture(ブライチャー)の発音クラス

これも衝撃的でした。他の学校ではあまり発音を指摘されることが少なかったのですが、Brightureでは何度も何度も指摘されました。それがとてもありがたくて毎日楽しみな授業の一つです。さらに発音のクラスだけでなく、全授業に渡ってちょっとでも発音が違うと、フィリピン人講師たちが分からないふり(絶対分かってるのに)するので、1日を通して意識的に発音することを心がけることができ、すごくいい環境だと思いました。発音だけは日本で学ぶのが難しいので、この学校で徹底的に習得するのがいいと思います!また、毎朝、体操代わりに行われている『Brighture Alphabet Dance』も発音の勉強にすごくいい方法だとおもいました。

徹底した発音矯正が行われているので、他の学校に比べて生徒の発音レベルが総じて高い気がします。

Brighture(ブライチャー)のグループレッスン

日本人が苦手とする前置詞、冠詞、イディオムを紙上ではなく、体感して学ぶクラスです。おそらくなんども勉強してきていて、みんな参考書をよんだりして、頭では理解している。けど使えない。といった部類なのではないかと思います。このクラスでは実際に自然に使える。ということを実現するために、おもちゃを使ったり、アクションしたり、絵を書いたり、と体で覚えていくクラスでした。そうやって体感して覚えていくはおそらく自然だし、すごくいいと思うのですが、生徒数が少なくレベルが細かく分かれてないことや、わりとみんな大人でなので恥じらいというか、若干引き気味になってる気がするのが残念です。

※現在、「レベル分け」「アクティビティの方法」などグループレッスンの改善を行っております。

最後に

フィリピン・セブ島にはたくさんの語学学校があります。そしてそれぞれに特徴があり、学校によって勉強はもちろん、フィリピン・セブ留学の生活が大きく変わってきます。ですから、自分の目的にあった学校を選ぶことが大切です。この学校は、なによりも真剣に英語を勉強したい人向けです。平日はしっかり勉強して、土日はリフレッシュ。そんなメリハリのある留学を求めている人にピッタリですね。

フィリピン・セブ留学経験者の方、「もうフィリピン・セブ留学はいいや … 。」と思っている方にも是非この新鮮な授業を受けてみてもらいたいです。