授業の内容も質も、セブ島にいるのとほぼ同じ。――宿をとって「集中オンライン留学」に踏み切った都筑草太郎さん

法律を学ぶ都筑草太郎さんは、20歳の大学生。夏にブライチャーに一週間留学した後、3月に初の「オンライン留学」に挑戦。自分でホテルを借りて、集中できる環境を作って臨みました。さらには、再度、二週間の延長を決めました。普通の留学とオンライン留学の違いは? なぜ延長したのか? 聞いてみました。

都筑草太郎(つづき そうたろう)さん/大学生/20歳/ブライチャーオンライン留学

なぜ英語を学ぼうと思ったのですか。

父親が外資系で働いていて、英語が身近な環境で育ちました。
僕のいとこ五人は全員帰国子女。彼らが外国に住んでたのは、小学校の一時期。それでもいざとなれば、検定試験で留学に必要なスコアを取れます。僕だけ帰国子女じゃないけれど、彼らに負けたくないな、と。

僕は千葉県の公立高校出身で留学の機会もない。大学は法学部でした。法律にこだわっているわけではなく、将来はフィンランドに住んでみたいと留学を考えていました。しかしIELTS6.0を取らないと、うちの大学で留学できない。だから英語が必要でした。

フィリピン留学を思いついたのはなぜでしょうか?

父親がブライチャーに行き、とても良かったと推薦してくれたんです。
それまで英語学校は経験がなく、まずは夏休みに一週間行ってみようと。

他の学校は検討しませんでした。学生向けの学校もあったけれど、学生同士でつるんでしまいそうで。対象が社会人なら学生同士ほど(人間関係に)入れ込まないだろうし、社会人の方々と知り合えるメリットもあります。

最初のセブ島留学はどうでしたか。

実践的でした。これまでの英語の授業とぜんぜん違う。一週間で何が伸びたか? と言ったら微々たるものですが、自主的に毎日何か英語に触れようとするきっかけになりました。受験英語の受け身だった世界から、「話さなきゃ・聞かなきゃ」と意識が変化した感じです。

不満は全然なく、どの先生もよかったです。この先生はいやだ、と言うのがなかった。

最初の留学の後は自習していた?

ブライチャー留学の後は、自主的に過去問題や英単語帳で勉強していました。しかし、どうも足りないので、もう一回しっかりやり直したいな、と。そこで3月の春休み、また二週間、ブライチャーに行ってみようか、となりました。

オンライン留学になったのはなぜでしょうか?

コロナウイルスの影響で、出発前日にフィリピンの語学学校が全部、閉鎖になってしまったんです。

そうしたら学校側から「その代わりにオンライン留学プログラムがあります。ほぼ同じカリキュラムを提供しますが、切り替えませんか」と提案を受け、「じゃそれでお願いします」と。

フィリピンには行かないで、家で勉強したのですか。

家だと誘惑が多いので、ホテルに泊まりました。フィリピンの留学と同じように、1限から6限まで1日6コマ※あります。家で集中するのはきつい。親にもアドバイスを受けて決定しました。

※ オンライン留学プログラムは1日5コマで提供しております。今回の都筑草太郎さんの場合は、セブ留学から急遽変更のため、6コマで提供させていただきました。

オンライン留学と夏のセブ島留学の違いはなんでしたか。

ほとんど変わりはないです。授業の内容も質も、セブ島にいるのとほぼ同じ。

ただ、以前と変わったことが2つありました。一つは使うデバイスが増えたことです。スカイプしながら、iPadを使ってGoogle Docsで授業を受けるので、スマホとiPadが必要になります。もう一つは、先生によっては、ネットワークの繋がりが良くないこともあることです。

しかしホテルをとって環境を変えたのは、結果的に良かったです。めちゃめちゃ集中できるから。

逆に、オンライン留学にメリットはありますか? 

オンラインのメリットは、朝起きて、ご飯食べてすぐに授業できるところ。
セブのブライチャー は同じ建物に学校と宿があるのですが、「降りて、移動する」のに時間かかる。オンラインだったら、朝起きて、机の前に座るだけで授業できます。簡単です。

息抜きはどうしてましたか。

海のそばのホテルだったので、1日に1時間は外で歩くようにしました。ときどき外出てお弁当買ったり。モールに行ったりして気晴らししました。

どんな勉強をしたんですか。

最初のカリキュラム相談で、生徒にあったコースを提案してくれます。

その結果、普段の授業では発音とか読解とかライティングとか、4技能をしっかりやることにしました。その上で、IELTSの対策をやってくれたのは助かりました。全体を見るAA(Academic Advisor)*というコーチの先生がいて、彼が「IELTSのために、普段のライティングクラスが役に立つよ」と教えてくれて。

また、普通の授業の他に弱点を補強するRCというクラスがあり、僕のニーズに特化した授業をやってくれました。「何がやりたいの?」と聞かれ「IELTSの試験のためのスピーキングがやりたいんです」と言ったらスピーキングの対策をしてくれました。

宿題は主にライティング。僕はIELTSのライティングを意識して、「20分で150文字」のスピードにこだわっていたので大変でした。

※ AA (Academic Advisor):各生徒に一名ずつつき、学習指導をしてくれる講師。

RC (Remedial Class): 弱点補強のクラス。

よかったクラスはなんでしたか。

二週間で9人の先生に教えてもらいました。

一番良かったのは、日常会話を学ぶDC(デイリー・カンバセーション)のクラス。先生が「もっと質問しなさい」「君のはまるで一問一答で、インタビューに答えているみたいだ」と言われて、そこから自分から積極的に質問しよう、会話に参加しよう、と意識するようになりました。

毎週、成績表をもらうんですが、それで一番伸びてたのもDCです。

もう一つは、PP(発音)です。英単語でも発音記号に目がいくようになった。RとLの発音が混じっているとか、会話のフィラーとか全部指摘してくれました。

それから、全体をみてくれるAAの先生はずっと一緒で、最初の日にクラスの後、「授業どうだった?」とスカイプで総括の時間がありました。最終日にも成績表をもらい、そこでもスカイプでフィードバックの時間がありました。

実は、さらに、4月から二週間延長しました。

同じカリキュラムをやるんですか? またホテルを借りる?

コロナの影響で大学がしばらく休みになったんです。さらに自分は、友達と会う約束も。遊ぶのやめよう、と言いました。

しかし時間がありすぎるんです。自分で英語やるにしても多分、続かないだろう、と。
ならば、オンライン留学を二週間延長しようと、決めました。

今度は東京にあるAirbnbを借りて、集中する予定です。

ブライチャーには「MyBrighture」で自分のペースで授業をとるコースもありますが、そちらにしなかったのはなぜですか?

オンラインのクラスを自由に取れるクラスの存在は知っていました。けれどコマ数も決まっていないし、1日1コマとかだと、だらけそうだな、と思って。

MyBrighture・・・Brightureが提供するオンラインレッスン。めいめいが好きな時間に講師を指定して受講できる。

――今のところ、ブライチャー の留学とオンライン留学を経た変化はありますか? 

リスニングの力が伸びたと思います。例えば、海外ドラマ見て、わりと意味がつかめるフレーズが増えた。俳優が言ってることばが理解できるようになった。

最後に興味がある人に勧めますか?

ちょっとでも興味があれば、Brighrureのオンラインレッスンを受けてみると良いと思います。
僕の周りの学生見てても、英語ができることを、まるで雲の上の存在みたいに思ってる人が多いと思います。僕も話せるようにはなってないし、苦労はしているんですけど、やってみないとわからないことってたくさんあると、このオンライン留学を通じてわかりました。何かと理由をつけてやらない人が多いけれど、きっかけにしてみたらいいんじゃないか、と思います。

ありがとうございました。


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