文法知識ゼロ、TOEIC300点、たった半年で海外の大学進学レベルの英語力にーー奈良岡和也さん

今回の卒業生インタビューは、デジタルマーケティングが専門の奈良岡和也さん。オーストラリアのビジネススクールへ進学するために、ブライチャーにやって来ました。ブライチャー入学時のTOEICスコアは、わずか300点。しかし24週間の猛勉強の末、英語力を大幅に伸ばしました。


奈良岡和也さん | マーケティング / 30代 / 男性 / 24週間

留学までの経歴を教えてください。

スノーボードビジネスの専門学校を卒業後、メーカー営業として3年働き、WEB広告業界へ転職。マーケティングを担当しました。

なぜ英語を勉強しているのですか?

スマートフォンと親和性の高いFacebook、Twitter、Instagramなどのソーシャルメディアは、ほとんどアメリカ発祥。デジタル広告のトレンドもアメリカが源流なので、クライアントに先進的な広告戦略提案を提案するには、情報が日本語訳されるのを待っては遅すぎるんです。

また、マーケティングの基礎を勉強し直して、より効果的な提案ができるようになりたいんです。だからオーストラリアのビジネススクールで勉強することを決めました。しかし入学許可を得るためには、提携する語学学校に1年間通うか、IELTSで6.0を取得する必要があります。

※イギリス、カナダ、オーストラリアなどで広く採用されている英語能力試験。リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つの技能を1.0から9.0のスコアで測る。学部留学希望者には6.0以上が求められることが多い。

目標は授業の理解。だから読み書きも重視するブライチャーに決めた

文法知識ゼロ、TOEIC300点、たった半年で大学進学レベルの英語力に

その語学学校に通えばビジネススクールに進学できるのに、なぜフィリピンで勉強して、IELTSを受験する選択をしたのですか。

入学条件を満たすことも大切ですが、一番大事なのは、授業を理解、議論するだけの英語力を身につけることです。

オーストラリアの学校は、先生1人に対して生徒が十数人。そんな環境で1年勉強するなら、半年間フィリピンでマンツーマンのレッスンを受けたほうが力が付くと思いました。

では、ブライチャーを留学先に選んだのはなぜですか。

ビジネススクールでは、大量に英文を読み書きする能力が求められるので「読み書きが英語力の土台」と明言しているブライチャーで勉強することに決めました。

ブライチャーで半年勉強し終えて、明日は卒業式ですね。今どのような気持ちですか。

長かったですね。そして辛かった(笑)。24週間で1300時間勉強しましたからね。働きながら1日1時間勉強したら4年弱かかる量なので、3年半分の時間を買ったようなものです。素晴らしい投資になりました。

読み書きを伸ばすなら量をこなすことが大事

文法知識ゼロ、TOEIC300点、たった半年で大学進学レベルの英語力に

凄まじい勉強量ですね。英語力を伸ばすことはできましたか。

もちろんです。ブライチャーに留学する前はTOEIC300点……本当に何もできなかった。でも今は、留学先でやっていく自信がつきました。

では、ブライチャーで英語力をどのように成長させたか聞かせて下さい。まずはライティングからお願いします。

留学当初は数十ワードしか書けませんでした。

でも今は、2つのライティングのクラス「Writing and Reviews」「Enhansing Expressions」で、1日合計500ワード書いています。

どうして5倍以上の量を書けるようになったと思いますか。

書くスピードが上がったからだと思います。

まず、英語圏で定番のフォーマットにそって毎日大量に書いたのが効きました。おかげで論理構成が身につき、文章全体のアウトラインを素早く作れるようになりました。

また、添削を受けた文章は単語を入れ替えて次の宿題で使うように指導されたので、効率的にバリエーションを増やすこともできました。

すると短時間で書けるようになり、文章量も大幅に増えたんです。

たくさん書いて覚えたことが良かったんですね。では次にリーディング力の変化について聞かせて下さい。

面白いことに、書けるようになればなるほど読めるようになりました。

以前は主語と動詞が修飾節によって離れたり、文章中に節がたくさん含まれると意味が読み取れませんでした。しかし長い文章を書けるようになると、文章構造への理解が深まり、リーディングで混乱することが減りました。

また、毎日大量に読書課題が出されたのも良かったですね。たくさん読むと同じ文章構造に何度も出会うので、長く複雑な文章でも切れ目が分かるようになりました。

もちろんまだ努力中ですが、時間を掛ければ大体のものは読めるようになりました。

読み書きが、スピーキング、リスニングの成長にも貢献

文法知識ゼロ、TOEIC300点、たった半年で大学進学レベルの英語力に

リーディングも量をこなすことが大事なのですね。ではスピーキングについても聞かせて下さい。留学当初はどの程度喋れましたか。

全く喋れませんでした。「Today dinner eat」みたいに日本語の語順に英単語を当てはめることが精一杯で、主語や動詞が欠けているいるなんて当たり前。10分でヘトヘトでした。

現在はどの程度喋れるようになりましたか。

主語と、動詞の単数複数の不一致、冠詞の脱落のミスがまだ多いですが、2時間くらいなら疲れず楽しく会話できます。

どうしてそこまで喋れるようになったと思いますか。 

これも、ライティング力の成長が鍵ですね。

ボキャブラリーが増え、Transitional devices、関係代名詞、関係副詞を使って長い文章を書けるようになると、少しづつ口からも出るようになりました。

また、「Listening and Speaking」 では1つのトピックについて長時間話す訓練をしました。授業の最初に「今日は何十分話し続ける。フィラーは何個以下にする」と目標設定をして、クリアすることが求められるので、話すことがなくなっても喋り続けました。

すると日本語で考えてから英語を話す癖が次第になくなり、素早く返答できるようになりました。スピーキングの瞬発力が上がると、リズムが生まれて会話が盛り上がるので、さらに喋りやすくなりました。

※Transitional devices:However, Besides, Whereas, など、論理展開する際に用いる単語およびフレーズ ※フィラー:Ah…やHmm…などの、無意味な音

ありがとうございます。では最後にリスニング力はいかがでしょう。留学当初のレベルを教えてください。

ボロボロでした。先生たちの英語は早くて、何を言っているのか全然わからなかったですね。WhatとかWhenなど馴染みのあるワードは拾えても、文として理解することはできなかったです。

原因は

  1. 英語の正しい発音を知らなかったので、聞き取った音と、知識として知っている単語が一致しなかったこと
  2. 文法や文章構造への理解不足

の2つが大きかったと思います。

では今はどのくらい聞き取れるようになりましたか。

今でも聴き取れない場面に遭遇することはありますが、前後関係から意味を推測して大意を理解できるようになりました。

「Phonics and Pronunciation」で母音、子音の正しい発音、シラブルの概念を理解したことで、認識できる単語の数が飛躍的に増えたのが良かったです。

※シラブル:音節。日本人は「Mcdornald’s」 を「マ・ク・ド・ナ・ル・ド」と5音節で発音。しかし実際は 「マK・ダー・ナL」のように3音節。シラブルの数が合っていないと相手に理解されない。

また、たくさん読み書きすることで英語の文章構造、論理構造に慣れてくると、次にどのような言葉が続くのか予想がつくようになるので、圧倒的に聞き取りやすくなりました。

読み書きがリスニングにも良い影響を与えたのですね。それでは、今後の課題を聞かせて下さい。

すべての能力に磨きをかけたいです。

ライティングでは、言いたいことをまだ100%自由に表現できていませんし、ケアレスミスも多いです。

スピーキングも、もう少し相手の話を膨らませたり、掘り下げられるようになりたいです。

「語学は一生勉強」と「松井さん」も言っていたので、卒業後も頑張ります。

ありがとうございました。