まさに「英語版ライザップ」〜フィリピン留学で話すスピードが劇的に変わった――会社経営者の小浜大忠さん

不動産コンサルティング会社を経営する小浜大忠さんにインタビューしました。ブライチャー留学はこれで2回目。

今回の留学ではライティングのミスが減り、話すスピードが3倍になりました。なぜたった4週間でここまで成長できたのか、その秘密に迫ります。

小浜大忠さん /30代 / 経営者/ 4週間

小浜さんの経歴を教えてください。

大学を卒業後、NTTデータに入社し、システムエンジニアおよび企画営業として勤務。現在は不動産コンサルティング会社の代表取締役を務めています。

英語を勉強している理由を教えてください。

理由は3つあります。

まず、今年、世界をまわりながら各国の不動産市場とビジネス文化を視察するため、コミュニケーションを難なく取れるだけの英語力を身に付けたいと考えました。

次に、グローバルに活躍できる経営者、そしてウォーレン・バフェットのような賢明な投資家になるためです。そのためには英語で財務諸表を読んだり、交渉したりする必要があります。

最後に、ハーバードのサマースクールに通う目標があるからです。投資学と心理学を最高峰の環境で体系的に学びたいと思っており、そのためにはTOEFLで100点を取らねばなりません。

すごい目標ですね。いつから英語を勉強しているんですか?

2015年に国内の大学院でMBAを取得したあと本格的に開始しました。それ以前は受験勉強のときにちょっとやったくらい。すごく苦手でした。

ブライチャーは2回目の留学ですよね。なぜまたブライチャーへ勉強しに来たのですか。

とにかく前回、集中して勉強できたからですね。週90時間、4週間勉強し続けました。

どうしてブライチャーだとそんなに集中できるのですか。

尊敬できるクラスメイトの影響が大きいです。みなさん自分の夢が定まっていて、その実現のために英語を勉強して、突き進んでいる。

イタリアに渡ってブランドをプロデュースしたい人、大手外資金融に勤務して、さらに上を目指したい人、築いたキャリアを捨てて、海外で心機一転を決意する人……彼らと一緒に勉強するのがとても楽しいし、お互いに高め合うことができる幸せな留学生活でした。

みなさん私と同じかそれ以上勉強している。ブライチャーはまさに「英語版ライザップ」って言葉がピッタリ。本気の人しかいない。

今回4週間の留学で、英語力は伸ばせましたか。

はい。特にライティングとスピーキングが大きく向上しました。実は今回、自分が授業中に犯したミスの数を毎日記録したんです。

英語のミスをグラフ化!4週間でミスが5分の1に

この図は、2つのライティングの授業「Writing Reviews」と「Enhancing Expressions」で犯したミスの数を、留学初日から現在までグラフ化したものです。

関連記事:Writing and Reviews について
     Enhansing Expressions について

初日に比べて、最近のミスの数は約5分の1になっていますね……。

はい。しかも、現在のほうが書いている文章の量は多いにも関わらずです。最近は300ワード以上、各授業で書いてます。

なぜここまで劇的にミスを減らすことができたのでしょうか。

1.書く
2.添削される
3.授業後に、説明されたポイントを文法書で確認
4.添削された文章をストックし、次回以降の宿題で一度は必ず使う

このサイクルを繰り返して、きちんと書ける文章のバリエーションを増やしたのが良かったのだと思います。書けるバリエーションが増えれば、悩む時間も少なくなる。だから多くの文章を書けるようにもなりました。

1分間に話す単語数が3倍に増加

では、スピーキングのグラフもあったら見せてください。

これは、「One on One Listening and Speaking」「Redemial Class」で行った1分間スピーチで喋ったワード数の記録です。

関連記事:One on One Listening and Speaking について
     Remedial Class について

まったく準備なしでスピーチを行うのですか

はい。トピックは講師からその場で提供されるので、よく知らないことについて自分の意見をひねり出しながら喋ることもあります。

当初は34ワード、そして4週間には103ワード……約3倍喋れるようになったんですね。どうしてここまで伸びたのでしょうか

まず、ライティングを真剣に取り組んだのが良かったです。書いて添削されて覚えたフレーズや文章は、口から出るようになるんです。スピーキングを伸ばしたいならライティングが大事、という考えは本当に理にかなっていると思います。

また、留学中は日本語は使わない、何かを考えるときや独り言も絶対に英語で行う――これを徹底しました。授業で習ったことを実際に使ってみる意味では凄く良い機会でした。

関連記事:「英語の独り言」学習について3つの効果を解説します。

では、苦戦した授業はありますか。

発音ですね。残念ながら、あまり才能がないみたいで……(笑)。

最初、先生から注意される数をグラフ化しようと思ったんですが、多すぎて数えられなかった。それでも素晴らしい先生の熱心な指導のおかげで、留学当初と比較すれば大きく成長することができました。

発音以外に、今後の課題はありますか。

語彙力ですね。数が圧倒的に足りないと再認識しました。

留学中は、ライティングの添削を受けることで、効果的に使える単語の量は増やせたのですが、まだまだ足りない。卒業後どうやって増やそうかな、と悩んでいる最中です。

松井は、たくさん読んで聞いて、言葉が持つニュアンスを感覚的に理解することが大事だと言っています。

楽しみながら挑戦します。自分一人で伸ばせることにひとつひとつ取り組んで成長し、またブライチャーに戻ってきます。

ありがとうございました。最後に、読者にメッセージをお願いします。

ブライチャーには素晴らしい先生、カリキュラム、一緒に勉強する仲間が揃っています。しかし、それらはあくまで補助的なものです。

習ったことを使えるようにするための自己鍛錬が何よりも大切だと、自らの体験から信じています。それさえできれば、どんなに短くても素晴らしい留学になるはずです。

英語学習を通じて自分の可能性を広げ、人生をより楽しみましょう!