今までの自分のなんとなくの理解や勘違いに気づくことができましたーー外資系テレビ局勤務、平田正俊さん

フィーリングで乗り切ってきた英語を確実なものにしたいと、フィリピン留学へ

平田 正俊さん | 外資系テレビ局勤務 / 40代 / 男性 / 4週間

平田さんは日本ではどんなことをされていますか?

外資系のテレビ局の日本支社で、営業統括を担当しています。各地ケーブルテレビ会社に、チャンネルを売り込んだり、制作した映像をセールスしたりするのが主な仕事です。

英語を学ぶきっかけはお仕事でしょうか。

そうですね。本社がアメリカにあり、日本支社の社長も外国人なので、業務上の連絡は英語です。私もより詳しく社長に報告できるよう、英語力を強化したいと思うようになりました。

英語学習は以前から力を入れていたのでしょうか?

いえ。メールやちょっとしたやりとりだけだったので、その場で調べたりフィーリングで乗り切ったりしてきました。でもそれではいけないと感じ、1ヶ月お休みをいただいて留学することに決めました。

今まで使っていた英語が、実は正しくなかった

今までの自分のなんとなくの理解や勘違いに気づくことができましたーー外資系テレビ局勤務、平田正俊さん

フィリピン留学に決めたきっかけを教えていただけますか。

調べるうちに、短期間で集中して英語学習ができるフィリピン留学が魅力的に思えてきたんです。 さまざまな国で留学経験のある韓国人の友人が、フィリピン留学に太鼓判を押していたのも決め手になりました。

フィリピン留学中の雰囲気はどうですか。

毎日学校とホテルの往復ですが、息詰まることはなかったです。日本にいる時は週末は遊びたいと普通は思いますよね。ところが今は、土日も勉強したいという気持ちになっています。

ブライチャーに留学してどんな成果がありましたか。

留学前から自分の意思を伝えることには自信を持っていました。しかし、普段使っていた表現が実は正しくなかったり、できると思っていたことが全然できていなかったり……。ブライチャーに留学しなければ気づかなかったことがたくさんありましたね。一番の収穫は気付きだったと思います。

ビジネス英語を学ぶのが目的だったのでしょうか。

ビジネス英語は必要ですが、今回はあえて基礎固めを目的としました。基礎ができていないと、その上に積み上げたものもいずれ修正しなくてはなりません。なので、土台をきちんと作りたいと、事前カウンセリングの時に松井さんにリクエストしました。

英語力の向上だけでなく、世界の問題を考える時間にもなった

今までの自分のなんとなくの理解や勘違いに気づくことができましたーー外資系テレビ局勤務、平田正俊さん

ブライチャーで留学するにあたって、特に伸ばしたかったのはどんな分野でしたか。

ライティングです。コミュニケーションの中では特にライティングが弱いと思っていました。

ライティング強化クラスには、「Writing Revews」と「Expression Enhancement」がありますが、それぞれ感想を教えてください。

Expression Enhancementでは宿題として出されたテーマについて意見を書き、翌日の授業で添削してもらいます。アカデミックな内容を理解し、自分なりに意見を考え、書く、この2ステップで英文を作っていくのが、大変でもあり楽しかったです。

どんなテーマが出されましたか。

例えば、中東問題です。これは世界中に広がって、徐々に他人事ではなくなってきていますよね。

シリアの紛争による難民問題などですね。

そうです。その難民を、あなただったら受け入れるか、受け入れないか。受け入れるにあたってどんな問題が起こる可能性があるか、など考えながら文章にしていきます。英語力と同時にさまざまな世界の問題を考える時間にもなりました。

日々のリーティングで、読むスピードが格段に速く

今までの自分のなんとなくの理解や勘違いに気づくことができましたーー外資系テレビ局勤務、平田正俊さん

Writing Revewsではどんなことが勉強になりましたか。

難しくても戻らずに読み進めるという考え方です。知らない単語はスキップして、わかる単語だけでつないでいき、こんなことを言ってるのかな、と想像します。2回目も同様に読み、より深く理解します。 3回目にそれでも分からない単語を調べるようにしてます。

Writing Revewsではどんなジャンルの文章を読みましたか。

主に本です。はじめはニュースなどの記事も読んでいましたが、日ごろ目にするニュースは英語がわからなくても知識でわかってしまうことが多かったです。 それに比べて小説は今まで触れたことがなかったので、とても新鮮で面白かったです。なかでも”The Boy in the Striped Pyjamas”(縞模様のパジャマの少年)という本は印象深かったです。

留学を終えて読む力に変化はありましたか?

読むスピードが格段に変わりましたね。前は2時間かかっていた量が今では1時間で読めるようになりました。読み方のコツがわかってきた気がします。 それと、今まで理解しているつもりだった表現が全然違う意味だったのに気がつくことも多く、基礎ができていなかったと痛感します。 リーディングは日本に帰っても続けていこうと決めています。

ブライチャーに集まる生徒との出会いも大きな財産となった

今までの自分のなんとなくの理解や勘違いに気づくことができましたーー外資系テレビ局勤務、平田正俊さん

英語を学びつつ、社会問題についても触れて世界が広がりそうですね。

世界を知るということに関して言えば、ブライチャーでなければ出会うことがなかった、生徒の方々との出会いも大きな財産ですね。

たしかに、年齢層から職業まで全く違う人が集まるという場は貴重ですよね。

遊び感覚で来ている人は少なく、率先して頑張る生徒が多いとは聞いていましたが、実際に来てみて本当にそう思いました。この環境で過ごすことが強い刺激になっています。

では、留学後の展望をお伺いします。卒業後は会社に戻られると思いますが、仕事で新たに挑戦してみたいことはありますか。

社内で密に連絡を取り合うチームに、7月から新しく外国人が入るんです。そのメンバーと正しい英語を使って、関係を構築していきたいです。 今までの仲間は、英語ができていない部分も大目に見てくれていますが、新しいメンバーには通用しません。今までの甘えを克服し、ブライチャーで学んだ英語を活かしてコミニュケーションを取っていきたいですね。

英語でダイレクトに人間関係を構築できるのは大きなアドバンテージですね。

会社の新しい戦略を提案するなど、ビジネスでも、英語が大きな力になってくれそうで楽しみです。。

選択肢を広げることにセーブをかけない

今までの自分のなんとなくの理解や勘違いに気付くことができましたーー外資系テレビ局勤務、平田正俊さん

とても充実していたようですが、留学前から具体的なビジョンを持つことが大きな効果をもたらしたのではないでしょうか?

それはすごく大きいと思います。もし目標がなければここまで充実させられなかったと思います。

難しい質問かもしれませんが、逆に具体的な目標を見つけられない方々に向けてはどのようにアドバイスされますか?

答えは1つ、視野を広げた方が良い。これに尽きます。 仕事で採用面接など、学生と面と向かうシーンが多いのですが、もったいないと思うことが多いんです。

例えば日本には、世界でもトップレベルのプログラミングスキルを持つ大学生がたくさんいます。ところが彼らに聞けば、ただ「楽しいから」とプログラミング「だけ」をしていて、その先のビジョンがないんです。

プログラミングは手段であって、その技術を使って何をするのか、企業が何を求めているのか、ほかに面白いことはないのか。そこから先を目指すことで、自分の選択肢が広がることに気がついてないんですよね。英語だってそうですよね。

最後の質問です。ブライチャーの満足度を星5つで評価するとしたらいくつになりますか?

星5つです。いろんな場所で課題を発見し、本当に収穫の多い時間でした。出来ることならもう1回戻ってきたいです。1、2週間かもしれませんがその時にはもっと事前に勉強して(笑)。

充実していた様子が随所に感じられました。ありがとうございます。