ビジネス英語を1週間の短期で。シンガポールで働く岸さんのフィリピン留学

「漠然としていた足りなかった部分。ビジネス英語に日常会話、自分の課題を引き出せた1週間になりました」

岸珠美さん | 社会人 / 40代 / 女性 / 1週間

ビジネス英語に対するモヤモヤを解決したかった

留学体験談|シンガポールで働く岸さん| ビジネス英語に対するモヤモヤを解決したかった

元々英語は得意だと伺っています。今回ブライチャーに留学するに至った経緯をお聞かせください。

2年半前に、セブで2ヶ月半の留学をし、卒業後から現在まではシンガポールの外資系企業で働いています。

しかし会議はもちろん、同僚や上司と話す時に「果たして私は適切な話し方をしているのか?」ということに疑問を持ち続けていました。

そのモヤモヤを解決するために、松井さんにビジネス英語を教えていただきたいと思い、ブライチャーに留学しました。

ロールプレイングを通して表現方法を学ぶ

留学体験談|シンガポールで働く岸さん| ロールプレイングを通して表現方法を学ぶ

ビジネス英語のクラスであるBusiness Coachingを受けていらっしゃいますが、いかがでしょうか?

Business Coachingクラスでは何かを依頼された時にどうやって対応するか、Yesばかりでなく、Noと言わなくてはならない、といった具体的なシーンを想定して授業が進められます。ロールプレイング形式ですね。例えば、最初にあなたが部下役、私が上司役であなたを怒るから、と役割分担をします。この場面ではこれを使ったらいい、といった有効なフレーズをあらかじめ教えてもらえます。

何人でやっていますか?

今は松井さんとフィリピン人の先生と私の3人です。

3名ですね。叱られる部下の役をするにあたって、本当にへこんでしまうようなこともありますか?

ありますね。実際にフィリピン人の先生が松井さんに叱られて、へこんでいたりします。

迫力がありそうですね。

部下の叱り方などのネガティブな表現はとても難しいですね。叱るといっても、思いのまま叱ったら駄目だとか。英語圏では人前で叱るのは良くないなど、松井さんの経験談から色々なことを聞けたのでとても勉強になりました。

事前カウンセリングで課題発見

留学体験談|シンガポールで働く岸さん|事前カウンセリングで課題発見

事前カウンセリングではどんな事を話されましたか?

事前カウンセリングは1時間くらいしました。意外と日常会話が困るという話を松井さんにすると「そこが一番地獄だよね」という感じで理解していただけました。

ビジネス英語は使う単語がある程度決まっているので、覚えてしまえば難しくないと聞きました。

使う言葉が限定されているんですね。

そうですね。だいたいは仕事内容に則しているから多少わからなくても文脈でなんとなく理解できます。でも日常会話では突然トピックが変わるので何の話をしているのかさっぱりわからなくなることが多いです。

そんなフラストレーションも松井さんに相談に乗っていただいたので、ビジネス英語だけでなく、日常会話のことも教えてもらえたらと思っていました。

事前カウンセリングで自分の課題を引き出せたということですね。

はい。ビジネス英語にしても日常会話にしても、留学に来る前は漠然としていてどうしたらいいのかわかりませんでした。でも、事前カウンセリングで課題と目標をはっきりさせていくうちに、ここに1週間来たら、今後何をしていけばたらいいのか、きっかけを見つけられる気がしてきました。

この1週間の留学だけでなく、その後も自分で続けられる何かを見つけられればと思っていました。

実際に1週間という短期間、過ごしてみていかがですか?

満足しています。学校のことは正直全然わかっていないと思いますが、でも自分が勉強したかったビジネスの場で使うべき表現は学べたと思うので満足です。

自身の経験を元につくられるケーススタディ

自身の経験を元につくられるケーススタディ|留学体験談|シンガポールで働く岸さん

短期間の留学でしたが「こうすれば自分は伸びるな」という方法は見つけられましたか?

そうですね、前回、今回と教えてもらう事は教えてもらったので、あとは自分次第じゃないかと思います。

自分に足りないのは場面に応じた会話力で、それは個人的に映画を見たり、本を読んだりして語彙や表現方法を増やしていくしかないと思います。

たしかに、留学をしても受け身のままで勝手に力が伸びていくわけではありませんね。今日はこの後また勉強ですか?

はい、明日の授業のために宿題をします。Business WritingBusiness Coachingの授業では、様々な場面設定があるのでそれを頭の中で準備しています。場面ごとにふさわしい単語リストはもらっているので、それを使ってどうやって表現するのかを考えます。

自分の経験から場面や表現を考えてくることが多いですね。

うちのボスがこんなことを言っていて私はあの時こう答えたけれど、その場合はこんな表現で言ったらよかったんじゃないか、など。 この授業だけをずっとしていてもよかったくらい、私にとっては学びの多い重要な時間でした。

最後に留学の満足度を星5つで評価するといくつになりますか?

ビジネス会話の授業をもう1コマやりたかったので星4つです。あとは滞在したホテル周辺が少し不便でした。前回の留学はとても便利な場所に滞在していたので、比較するとどうしても、といった感じです。勉強するには最適ですが。

「実例を基にとにかく実践を繰り返した毎日でした。学んだことをこれから職場に持ち帰って活かしたいです」