Presentation

週に1回行われるグループワーク。自由なテーマで各自が資料を作成し、発表を行います。この授業では、次の5つを学びます。

1)自分なりのアイデアを考える

この中でもっとも重要な学びは、「みんなに伝えたいこと」を真剣に考えることです。英語学習というと、どうしても文法、語彙、発音といった「型」の部分に意識が行きがちですが、実は一番肝心なのは、「何を伝えたいのか」というコミュニケーションの内容そのものです。

2)「まとめる力」をつける

プレゼンテーションの時間は5〜7分程度ですから、発表したい内容を取捨選択し、テーマを絞っていく必要があります。こうしたプロセスを踏むうちに、知らず知らずのうちに「まとめる力」が養われます。


3)スライドの作り方を学ぶ

これまでプレゼンをしたことがない人の中には、「スライドをどう作ったらいいかわからない」という人もいるでしょう。わからない人には先生が手取り足取り教えてくれます。回数を重ねるうちにプレゼン作成ソフトの使い方にも慣れていきます。

 

4)場慣れする・人前で話す訓練になる

社会人になれば、会社で発表をしなければならないこともあれば、顧客に提案をしなければならない時もあります。いざ本番になってから慌てないためにも、人前で話す訓練をしておくことは、社会人として欠かせないことです。

5)自分の言葉で話せるようになる

最初はあらかじめ全文スクリプトを書いて「ただ読むだけ」でも、いつの間にかスクリプトに頼らなくなり、他の生徒や先生たちと視線を交えたり、聴衆に質問して巻き込んでいったりできるようになります。


これまでのクラスが「練習」だとすれば、このクラスは、学んだ力を発揮する「本番」です。内容、発音、声の大きさ、姿勢、時間配分。気を配ることはたくさんあります。しかし、アメリカならば小学1年生からやることなのです。

プレゼンテーションから逃げているようでは、ネイティブを前に流暢にしゃべろうなんて夢のまた夢です。ほどよい緊張の中、学んだことをみんなの前で出し尽くし、1週間を締めくくりましょう。